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2009. 6/ 1
更新2009.7/8
緋牡丹博徒 二代目襲名 (第4作)
1969年。監督 小沢茂弘。脚本 鈴木則文。出演 藤純子、高倉健、長門裕之
 
◆時代を引き継ぐ責任 赤不動の親方
お前さん、いくつじゃ

緋牡丹お竜
二十三ですばい

赤不動の親方
二十三か。
 お前さんがわしの歳になる頃は、わしはもうこの世におらんけんの。
 それが順番ちゅうもんじゃろうが。
 新しいもんがでてくれば、古いもんは消える。
 ・・・
 じゃが、若えもんは、違う。
 ・・・
 
緋牡丹博徒 二代目襲名
緋牡丹博徒
二代目襲名


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緋牡丹博徒 二代目襲名
プレビュー

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本シリーズは、原則としてオリジナル脚本なのですが、本作のみ原作があります。
原作は、火野葦平の「
女侠一代」。従って、シリーズの異色作です。

九州 遠賀川を舞台に、鉄道工事を請け負った矢野組(お竜の組)とその権利を横取りしようとする荒木田組、さらには鉄道ができることで仕事を失う川船頭の赤不動がからみます。

鉄道工事を叔父の死により引き継ぐことになったお竜(藤純子)は、川船頭の赤不動の親方と対立しますが、彼女の誠意に折れる赤不動の親方のセリフです。

時代が移り変わり、人も移り変わる。
先代の人は次代の人にうまく次代をつないでゆく使命をもっています。

企業においては、これから企業を背負う若いひとたちに、技術や実績等をひきついでゆかなければなりません。

そのためには、あるときは自身を犠牲にすることも必要です。ある年齢に達したら、自己中心の欲望(出世欲や金銭欲)を抑え、大儀に生きることもしなければなりません。
そんなことを忘れた企業人も多くいます。忘れたというよりも気がつかないのでしょうが・・・
みなさん、いかがでしょうか・・・

また、赤不動の親方と監獄兄弟だった流れ者 八代英治(高倉健)、彼と同郷の半次と夫婦になった雪枝の人生模様が伏線で語られます。

最後にお竜が雪枝に語る女の幸せについてのセリフ。

わたし、女でありながら、こぎゃん稼業におるからこそ、よけい思うとよ。
 女の幸せは、こん世で出会ったいちばん好きな人と添い遂げることよ。
 どぎゃん仕事であっても、ふたりで一緒に暮らすことができれば、
 それがいちばん幸せっていうもんじゃないかしら

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