茶ノ木平 - わたらせからの風 足尾近辺の山々
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茶ノ木平 地図

国道122号線で足尾に向かい、日足トンネルの手前の右手から旧道へ入ります。
この数年、足尾から細尾峠の道は、通行止めが続いていたのですが、その通行止めの案内板は、脇に除けられ、通行できます。
道路も秋の時期なので、落ち葉は多いものの、そう荒れてはいません。
茶ノ木平 標高 1617.8m(取材日:2015.10/20 火)


細尾峠

相変わらずの細尾峠の佇まいです。
何年ぶりでしょう。ちなみに、茶ノ木平は、13年ぶりです。

路肩にクルマを置きますが、先着2台。
静かな山歩きができそうです。


茶ノ木平への登山口にある木に修験道の札がいくつも打ちつけられていました。







道路から一段上がって、左の小尾根へ登ってゆきます。

細尾峠

修験道のお札

小尾根へ

笹の道

紅葉

笹の道

もうここから、明るい笹の登山道です。気持ちよい道です。
しばらくは、平坦といってよい道が続きます。





左の山肌の木々が赤や黄に紅葉しています。

雨量観測所

登山口から、10分ほど歩くと、
左側にフェンスに囲まれたコンクリート造りの小屋と電柱が建っています。雨量観測所です。




眼の前の木々の先に茶ノ木平の尾根が見えてきました。

雨量観測所

茶ノ木平の尾根

送電鉄塔

先に続く送電線

送電鉄塔

さらに10分ほどで、送電鉄塔のある園地に到着です。






紅葉の木々の下、笹原の先に送電線が伸び、
次の送電鉄塔が見えます。気持ちの良い場所です。
ちなみに前回訪れたときは、
茶ノ木平から帰路、この場所で昼食でした。

コース一番の登り

ここから、ずっと登りが続くのですが、
コース一番の登りがこれからです。





景色は、緑の笹原と紅葉でよいのですが、なかなかきつい。

登りへ

紅葉の中を歩く

木々の間から明智平

明智平

20分ほど登り続けると、
右手の木の間から、その先が見えてきます。
そこには明智平の展望台が見えます。
スピーカから流れるアナウンスも聞こえています。

沢の源流

途中、右下に小さな池が見え、そこから、水が下に向かって流れているようです。沢の源流でしょうか。





左の山腹のコメツガの木々も整列して美しい。

小さな池。沢の源流?

コメツガの紅葉

   

岩に向かって

篭石

篭石

青面金剛童子

三角点

篭石

ところどころ岩も現れ、大岩のあるピークに向かって登ります。





篭石と呼ばれる場所です。
送電鉄塔から、45分くらいでしょうか。








いくつかの岩が重なっており、石仏2体が石の上に乗っています。
青面金剛童子のようですが、
一体は首から下だけと破損しています。
















この先、笹が深く生い茂っており、その中を進みます。

笹に隠れて、1617.8mの三角点があります。
   
茶ノ木平・明智平分岐

道も緩やかな登りとなり、
ようやく茶ノ木平・明智平分岐の道標へ到達です。
登山口から、1時間30分。

左方向が茶ノ木平ですので、そちらへ歩いてゆきます。


もう平坦な道です。歩くスピードも上がります。

茶ノ木平・明智平分岐

茶ノ木平への遊歩道

   

白樺の道

背の高い笹

明智平への道標

茶ノ木平への遊歩道

雲がかかる男体山

白樺の道

このあたりは、遊歩道といった趣きです。
左右には白樺。道の両脇の笹も背が高い!















明智平を示す道標を左折します。









ここにコース唯一のテーブルベンチがあります。
今回は、帰路にここで昼食でした。








右の木々の先に男体山が見えるはずですが、
靄っていて、よくわかりません。
   
半月山分岐

ここで半月山を示す道標。
半月山への道標
   
茶ノ木平遊歩道案内板 茶ノ木平遊歩道案内板

最初の道標から15分。
茶ノ木平遊歩道案内板へ到着です。

遠くの道を人が一人歩いています。本日初めて見かける人です。

これから、最初の道標まで戻り、
明智平方面へ進み、華厳の滝見物です。
   
華厳の滝観瀑台

道標から数分下ると、華厳の滝の観瀑台があります。






眼の前に男体山、その左下に中禅寺湖、その岸が中宮祠。









そして、その下にゴーゴーと流れる音を響かせているのが、
華厳の滝。 といっても木々の間から、滝の上部しか見えません。紅葉もどうなのかもわかりません。きっと、周りの木々は紅葉しているのでしょうね。

相変わらず男体山の山頂は、雲がわき、それに隠されています。




しかし、その左の日光白根山、錫ヶ岳は快晴のようです。
ちょっと残念でした。
(日光白根山は、4日後、初冠雪)

これで細尾峠へ下る道標まで戻り、峠へ下るだけです。
道標のところで、外国人の登山者に会いました。
今回唯一会ったのが、外国人。
笹原の中に除け、道を空けてくれました。
ということで、
今回のコースで喋った言葉は、「Thank you」のみ。
しかし、この外国人、折り畳み傘一つを持って歩いています。
まさか細尾峠から?

華厳の滝観瀑台

男体山、中禅寺湖、中宮祠、華厳の滝

華厳の滝

日光白根山

錫ヶ岳

   
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