金山 - わたらせからの風 近隣の山々
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太田の金山は、近隣の地域の人々は、呑龍様(どんりゅうさま。大光院)とセットで親しまれています。標高235.8m。

今回は、呑龍様の駐車場にクルマをおき、となりの金龍寺、金山、新田神社、そして、こどもの国へ下り、再度金山へ登り返して戻るコースです。


金山ハイキングコース案内板

ハイキングコースのあちらこちらに写真のような案内板が建っています。
 

金山ハイキングコース案内板
登山口

呑龍様(大光院)駐車場

呑龍様の駐車場にクルマをおき、スタートです。
この駐車場から見える呑龍様の境内は工事中でした。
以前、小さな動物園だった場所で、サルや熊等がいましたが、それらの檻も取り払われてしまっています。
昔からあった小動物園でしたので、少々淋しい思いがします。

北隣りの舗装された駐車場の奥から入山します。

遊歩道

整備された遊歩道をとなりの金龍寺に向かってゆきます。
明るい散歩道です。しかし、きょうは雨、傘をさしての山歩きです。

遊歩道
金龍寺

七福神の石像

新田義貞供養の五輪塔

金龍寺

この寺は、南北朝時代の武士である新田義貞の創建と伝えられています。





また太田七福神のひとつである毘沙門天が祀られており、境内には七福神の石像が並んでいます。

なお、呑龍様には、弁財天が祀られています。






また、右の奥まったところの木立の中に新田義貞の供養の五輪塔が、雨の中、静かに建っています。

峠のあずまや

金龍寺から20分ほど登山道を登ってゆくと、稜線となり、
その峠にあずまやがあります。

峠のあずまや
登山道

登り途中のあずまや

登山道〜あずまや

金山城跡を目指すと、さらに途中にあずまやがあります。
ただし、展望はよくありませんので、先を急ぎます。

金山城跡

トイレと展望台のあるモータプールを経由し、
金山城跡の碑のある入り口にたどり着きます。






ここから先は、最近、きれいな城跡に整備されています。

金山城は、文明元年(1469)に岩松家純により築城され、由良氏の時代に全盛を迎えます。
上杉謙信や武田勝頼などから攻められることもありましたが、北条氏のの支配下となった後、豊臣秀吉の北条征伐以降、廃城となります。

金山城の由来の詳細については、下記の太田市のサイトをご覧ください。
 http://www.city.ota.gunma.jp/gyosei/0100a/005/01/kanayamajo/

金山城跡入り口

堀切

遺構展示室
月の池

月の池

堀切を通り、西矢倉台に向かいます。
その先の物見台、馬場下通路を過ぎ、馬場曲輪の下に月の池があります。

日本百名城の碑

目の前の高台が南曲輪の跡で、日本百名城の石碑や休憩所があります。
雨の本日は、人気もなく、淋しい風情です。
晴れた日には、遠く富士山まで見える展望が得られる場所ですが、きょうは全く何も見えません。

日本百名城の石碑
日の池

日の池

下に日の池が見えます。
こちらの池は、戦の勝利や雨乞いの儀式に使われたといいます。

新田神社

さらに道を上ってゆくと新田神社です。
左隣に御岳神社、稲荷神社。

その稲荷神社の横から、こどもの国へ向かいます。

新田神社
こどもの国へ向かう登山路

こどもの国へ

何度か起伏を越え、こどもの国へ向かいます。
やはり雨模様の日で人気(ひとけ)のないこどもの国からは、ボブスレーの右横の道を登り、モータプール経由で呑龍様の駐車場に戻ることにします。

雨模様の金山、人気もなく、花粉症を忌避した静かな山歩きでした。

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