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2010.6/5 | 極道の妻たちU 1987年。監督 土橋 享。脚本 高田宏治。出演 十朱幸代、かたせ梨乃、村上弘明、藤岡琢也。 |
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◆人間の一生 | 「世間の風向きも、ひとの運命もいつどこでどう変わるか、判らへん。 おまはんも元気だして頑張らなあかん。人間一生バカ踊りや」 |
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「極道の妻たち」シリーズは、本編が10作品作られました。 極妻といえば、昔は岩下志麻、今は高島礼子ですが、2作目に十朱幸代、3作目に三田佳子が登板しています。やはり、この2作は、他の作品と色合いが異なります。とくに本作品は、情感豊かな作品となっています。 亭主である親分(藤岡琢也)の妾による殺傷事件やさまざまなことで嫌気がさし、呑みつぶれた極道の妻 重宗遊紀(十朱幸代)が昔馴染みの草笛光子の部屋で木本燎二(村上弘明)とポーカー博奕を行い、遊紀が金に困っているのを察し、博奕に負けてくれたときに草笛光子が遊紀に云うセリフです。 ひとの一生、本人の努力も大切ですが、運も大きく左右します。 企業に入社し、配属された部署が赤字の部署であることもあるでしょう。 それも運命、それに抗っても運は開けません。 その運命を甘受し、次のチャンスを期待し、努力し続けることです。 冒頭のセリフのとおり、元気出して頑張っていれば、道は開けるというものです。 大会社の社長であろうと、ホームレスであろうと、とにかく人は、必ず死ぬ運命にあります。 生きていたときの勲章を持って、あの世にはゆけません。 生きている間、バカ踊りをしているだけなのかもしれません。 しかし、真剣にバカ踊りをすることが大切です。 そうすることで、その人の人生は生きて輝くものになります。 本作では、極道の妻の十朱幸代と、女癖も悪く、甲斐性もない親分を藤岡琢也が絶妙の演技で見せてくれます。 また、木本の昔の女の麻美(かたせ梨乃)が娘を入園させようとする幼稚園の先生役で和田アキ子(主題歌「抱擁」も歌っています)が出演しています。 その他、子分役で木村一八、柳沢慎吾、竹内力といった面々も見られます。 |
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