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2009.10/15 | 仁義なき戦い 頂上作戦 その1 (第4作) 1974年。監督 深作欣二。脚本 笠原和夫。出演 菅原文太、小林旭、梅宮辰夫、松方弘樹。 |
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◆自分の言動に命をかけよ | 「おどれも吐いた唾、飲まんとけよ」 | |||||
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明石組傘下岩井組組長の岩井信一(梅宮辰夫)が山守組若頭の武田明(小林旭)に云うセリフです。 広島、呉で発生した広島抗争事件は、対立する地元のやくざ山守組、打本会、各々が広域暴力団と呼ばれる明石組、神和会をバックにつけ、その代理戦争となっていました。 映画では、明石組、神和会となっていますが、実際は山口組と本多会です。このあたりも実名と仮名がわかりづらいので、一度整理してみようかとも思っています。 「仁義なき戦い」シリーズは、まだ続くのですが、産みの親ともいえる笠原和夫の脚本は、本作で終わりです。 同氏いわく、広島事件は、本作で描ききったというのが、理由です。 しかし、東映は、柳の下のどじょうを狙い続け、この後もシリーズを続けてゆきます。そこで、降りてしまった笠原和夫のピンチヒッターとして登場するのが、高田宏治です。職人である彼は完結篇を作ってしまいます。 その後、「極道の妻たち」等でも、東映やくざ映画の脚本で、大活躍することになります。 さて、セリフを放つ岩井は、明石組傘下で呉に切り込み隊長として送り込まれた外人部隊です。 一方、敵対する武田は、神和会の傘下にいる山守組直系の若頭です。 この二人が顔を合わせる緊迫したシーンでのセリフでした。 このセリフは、そのまま解釈したら、ずいぶんと汚い内容ですね。 やくざの世界なので、こんな言葉遣いをしていますが、要するに、自分が語る言葉に責任を持て!、ということです。 自分の云うこと、または自分の為すことに責任をもって、あたるのは、ビジネスの上では、大切なことです。 時と場合によっては、命をかけるくらいの覚悟でなければいけない場合もあります。 常に胸ポケットに辞表を携えているくらいの気持ちを持ちましょう。 そのためには、自分のスキルを、社外で通用するレベルまで、高めておかなければなりません。 であれば、会社に捨てられ(リストラ)こともなく、逆に会社を見捨てることもできます。 |
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