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2010.2/5 仁義なき戦い 頂上作戦 その3(第4作) 
1974年。監督 深作欣二。脚本 笠原和夫。出演 菅原文太、小林旭、梅宮辰夫、松方弘樹。
 
戦いの後に残るもの もうわしらの時代は終いで。口が肥えてきちょって、
 こう寒さが堪えるようになってはのぅ
 

仁義なき戦い 頂上作戦
仁義なき戦い
頂上作戦


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仁義なき戦い 頂上作戦
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刑務所の窓の隙間から、雪がふりこむ廊下で、手錠をかけられた広能昌三(菅原文太)と武田明(小林旭)。脚本家 笠原和夫の「仁義なき戦い」4部作を締めくくる名シーンでの広能の一言です。

広島、呉で発生した広島抗争事件は、対立する地元のやくざ山守組、打本会、各々が広域暴力団と呼ばれる明石組、神和会をバックにつけ、その代理戦争となっていました。
しかし、闘争の主体が山守組、打本会から、次第にずれてゆき、ただ激情のみで殺人が行われるようになってゆきます。
そんな虚しさを抗争に関わらざるを得なかった主人公たちのラストシーンのセリフでまとめあげます。

さまざまな戦いを繰り広げて、多くの人が命を落としていった末、そこには何も残らなかった。
組織の上にたつものが、どうしようもなく、くだらない人間だった場合、悲惨な闘争が繰り広げられてしまい、後には何も残らない空虚な結果となります。

ぜひビジネスでも他社と戦う場合、または自社内の組織の争いを起こす場合、目標をしっかりと掲げ、戦略をもって戦いましょう。

ということで、脚本家 笠原和夫の「
仁義なき戦い」のフィナーレです。

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