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2010.5/5 | 仁義なき戦い 完結篇その1(第5作) 1974年。監督 深作欣二。脚本 高田宏治。出演 菅原文太、小林旭、北大路欣也、松方弘樹。 |
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◆社外に通用するスキルを磨け! | 「つまらん連中が上に立ったら、下のものが苦労し、流血を重ねたのである」 | |||||
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本作から脚本が前4作を担当した笠原和夫に代わって、高田宏治になります。 笠原和夫は、柳の下のドジョウを狙った会社からの5作目の脚本執筆の要請を断ります。理由は、もう書くべき内容がない、ということでした。 そこで高田宏治に白羽の矢がたてられ、彼が脚本を担当することになります。 そこは、職人高田宏治、うまく完結篇としてまとめてしまいました。 そして、シリーズで興行成績トップの栄冠を得、彼は、その後、やくざ映画の脚本を量産することになります。 前作で投獄された広能昌三(菅原文太)と武田明(小林旭)でしたが、先に出所した武田は、やくざの名を隠し、政治結社”天政会”を立ち上げます。 一方、広能は獄中で手記を執筆します。それが、「仁義なき戦い」の原作です。 冒頭のセリフは、本編で広能が執筆中の映像にかぶさるナレーションです。 従って、本編が始まり、1時間経って、ようやく主人公である広能が出所し、動き出すといった映画となっています。 それまでは、天政会理事長から会長になる松村保(北大路欣也)と前会長の武田、とりまく人々の確執の映画です。 「仁義なき戦い」では、上に立つのは、山守組組長の金子信雄だったりするのですが、実際世の中は、そんなふうにできています。 そうです、必ずしも優秀な人材がトップになるとは限りません。 トップは、山守組長のように自身の立身出世に才能を活用していることが多いのではないでしょうか。 そういったトップの性格をを見抜く眼が必要です。 といっても、会社という組織に組み込まれたら、そんな上司の下に組み込まれることも多々あります。それは、逃れようがないのも事実です。 しかし、月日が経てば、そこから逃れるチャンスもきっと巡ってきます。 その日のために牙を磨いておくことです。 すなわち、社外で通用するスキル、そのスキルもそれを利用して転職が可能なところまでレベルアップしておきます。 そうすることで自分と会社の間に余裕が生まれ、社内のこと、社外のこと、すべて客観的に見ることができるようになります。そうなれば、鬼に金棒です。 |
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