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2011. 2/20 | 日本侠客伝 斬り込み (第7作) 1967年。監督 マキノ雅弘。脚本 笠原和夫。出演 高倉健、藤純子、大木実、金子信雄。 |
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◆人を動かす | 「小さい時からね、わたしは奇麗で美しい芸者さんになりたいって、 思っったことがあるの。いいでしょ。 好きになったから、あなたと夫婦になったんじゃない、 芸者にもなってみたいから、なるだけ・・・ その代わり、あなたの命は、わたしのものだから、 帰ってくるまで粗末にしないでね」 |
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日本侠客伝シリーズ第7作です。 高倉健主演の着流し任侠といえば、本シリーズと昭和残侠伝シリーズがありますが、その違いは、撮影所の違い(前シリーズは、東映京都撮影所、後者のシリーズは東映東京撮影所)、監督の違い(前シリーズは、おもにマキノ雅弘、後者のシリーズは佐伯清)です。ということで人情話に力を入れている日本侠客伝シリーズ、様式美に力を入れている昭和残侠伝シリーズ、といえます。 本作は、子持ちのやくざ中村信三(高倉健)が博奕打ちからテキヤになり、東京で一家を起こす話です。 渡世の行き掛かりから総長賭博にでるために。その資金が必要になった信三のために、妻のお京(藤純子)が自身が芸者になって金を作ることを打ち明けるシーンのセリフです。 ここからビジネスに活かせる内容を、といっても難しく、今回は筆者の好みでセリフを紹介させていただきました。 人を動かすには、正直にその要望のみを伝えるのでなく、相手の環境を無理のないように整えてあげて、相手が負担なく、動けるようにすることは重要です。どうも、無理やりこじつけてしまいましたね。 マキノ雅弘監督は、こういったシーンの作り方が絶妙で、さらにそれを受けてたつ藤純子の立ち居振る舞いとあいまって、名場面となっています。 筆者の中では、本作が日本侠客伝シリーズのベストかと・・・ちなみに脚本は、仁義なき戦いシリーズの笠原和夫です。 |
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