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プランドゥ・アシスト
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2007.10/15 PDCA実行のポイント
皆さんよくご存知かと思いますが、
「PDCAサイクル」は、その中の「Check」と「Act」の部分の実行が実は難しいのです。

しかし、まずは、「Plan」ありき、「Do」ありきです。
「Plan」は、戦略・戦術策定、
「Do」は、その実行です。
「Plan」がなくては何も始まりません。
また成功もありません。
そういった意味を込めて、
プランドゥ・アシストと名づけました。

今回は、「Do」の部分において、
実践的なテクニックを解説します。
通常、策定したプランは、
以降のさまざまなフェ−ズで成功率が
落ちてゆき、最終的には30%くらいになる、といわれています。
すなわち、立てた戦略のうちの70%が躓いてしまうということになります。
これをうまく防ぐためのポイントとして、いくつかのキーワードを挙げます。

    ・
組織作り
    ・
モチベーション
    ・
コミュニケーション

1.
組織作り
 ものごとを実行するにあたり、実行するのに過不足ない、充分な組織を準備することが必要です。
 既存組織で進める場合もあるでしょうし、新たにタスクフォースやプロジェクトを新設して進める
 場合もあるでしょうが、現時点で採りうる最善の組織を考えましょう。
 というと、そんなに満足ゆく組織を用意してもらえないよ、という反論を受けるのは、
 承知しています。
 また、充分な組織なぞ用意してはもらえません。現時点でとりうるベストで構いません。
 そこで努力することが、
 プロジェクトに参加する人たちの共感を呼ぶことになり、成功への呼び水となります。
 まずは、形式的に、仕事を進めやすい形態を組織として用意です。

2.
モチベーションコミュニケーション
 その組織は、関わる人がモチベーションを維持し、充分なコミュニケーションができる、
 かつコミュニケーションしやすくなければなりません。
 戦略立案の内容も当然重要ですが、それを実行する人が成功のカギを握っている、
 ということを頭に常において、立案、実行することを忘れてはいけません。

 やみくもに計画を実行するのでなく、これらに気を配りながら、推進してゆくことが重要です。

 次回からは、経営戦略の話に移ってゆきますが、
 今回のキーワードは、次回からの戦略論を踏まえたうえで、さらに必要とされる内容でした。
 順序が逆になってしまいましたが、筆者の言いたいことを先に述べてしまいました。
 あとになって、もう一度思い出してほしいと思います。

 以上、「PDCAサイクル」に対する考え方、そして
プランドゥ・アシストの命名の由来です。
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