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2008. 10/ 4 計画・遂行・フィードバック1 - 計画策定のプロセス
◆ 計画策定のプロセス
計画策定のプロセスこれまでのフレームワークで経営戦略から経営戦術まで、まとめることができたと思います。経営理念、経営戦略から経営戦術まで論理的な一貫性があれば、OKです。経営理念と異なる経営戦略だったり、経営戦略と異なる経営戦術だったり、気をつけていないと違う方向にいってしまいます。

では、戦術の実行に向けて、実務遂行のための計画を策定します。

計画は、全体計画から、部門計画へとトップダウンで、最終的には実務を担当する社員の個人計画まで作成します。全体の計画、例えば商品開発の計画ができたとしたら、それで終わりのように思うかもしれませんが、計画策定については、これが端緒です。この全体計画を実現するための個々の部門、個々の社員の計画がなければなりません。従って、個人計画を作ることで遂行の管理が初めてできるのです。

必ず全体計画を作って終わることなく、個人の計画まで落とし込みます。


担当者の個人計画は、全体の計画から、ブレークダウンして、最終的に日々の計画を記載、確認、そして実績を記録できるレベルのものが必要です。全体計画、数ヶ月分の月間計画、1ヶ月分の詳細計画、といったふうに3段階くらいの計画を作成し、計画の遂行管理をすることが大切です。

担当者の全体計画は、計画の全体像を見渡すために必要であり、担当者の立場での全体計画として作成します。これをブレークダウンして日々の計画に落とし込むために、数ヶ月分の月間計画を10日単位くらいのスパンで作成します。そして、日々の計画は、直近1ヶ月分くらいの日々の予定を作ります。

担当者は、これを基に業務を遂行、管理することになります。実績を記録し、遂行にフィードバックするために可視化します。必ず記録を残すようにしてください。
当然、計画の変更があれば、上位の計画から逐次見直し更新してゆきます。

計画の管理は、予定と実績の把握です。計画において、予定は必ず記載されますが、実績も必ず書き込めるようにしておき、日々管理することが、重要です。
例えば、仕事のグループ内で週末に進捗の打合せを行ない、予定と実績を確認し、遅延している場合、その対策を立案し、翌週からそれに沿って業務をするといった方法もあります。


全体計画  部門計画

全体計画(担当者用)  詳細計画(担当者用)
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