駒戸山 - わたらせからの風 足利近辺の山々
わたらせからの風ロゴ
ホーム > 足利 > 駒戸山

駒戸山 地図

駒戸山、駒戸山城は、足利市と佐野市飛駒の市境の尾根に存在します。
2万5千分の1の地図を見ると、名草側から飛駒側に向かって、点線が延びています。
以前は、峠道がいくつもあり、人の往来もあったと思われます。

駒戸山城といっても、おそらく自然の地形を活かした、見張りが立てる程度の砦だったのかもしれません。
いままで、要害山(みどり)、柄杓山(桐生)、城山(足利)、アド山(近隣)等の山城を歩きましたが、
これらには遺構が残っていました。しかし、駒戸山城は、城の遺構は、よくわかりません。

足利の市街から、名草の巨石群に向かって、北上します。
巨石群の入口と、そこにある釣り堀を通りすぎると、道は狭くなりますが、奥の院、赤雪山登山口へと入山林道は続きます。
途中に入山口があり、そこからスタートです。
駒戸山 標高 230m(取材日:2014. 4/26 土)


入山口

巨石群を過ぎ、いくつかの山道が右に派生しますが、
比較的広い道が分岐している場所があり、
そこが入山口というか、スタート地点となります。




「奥の院方面」の案内板が立っていますし、
道は、チェーンが張られ、クルマでの進入はできません。
ここにクルマ2,3台は、置けるでしょう。







近くにヤマブキの花が咲いていました。

駒戸山入山口

林道に張られたチェーン

ヤマブキの花

林道

倒木だらけ

倒木の林道

チェーンの先は、林道なのですが、
2013年末に訪れたときより、
多くの倒木が道を塞いでいました。
実は、半年くらい前の冬に、一度訪れています。
このときは、林道を辿っていって、
遂には進退極まって、敗退でした。
で、今回、もう一度ということになります。

まるで倒木の中を縫う障害物競争のようです。
競争はしていませんが・・・

広場

悪戦苦闘の倒木の道を歩くこと、15分。
広場に着きます。





前回は、さらに先に続く道を辿ってゆきました。
しかし、踏み跡もなくなり、ヤブとなってしまい、
断念したわけです。

広場

以前は、ここを登った

登山口

登山口

今回は、広場手前の右の山腹にある杉の植林された谷に沿って、
作業道と思われる斜面を登ります。
おそらく、植林の際の作業道が存在していたのでしょうが、
いまは、道は殆ど跡かたもなく消えています。

植林地の急斜面

杉の植林された、暗い谷の先に見える青空を目指して、
急斜面を登ってゆきます。

植林地の急斜面

尾根手前の園地とツツジ

ツツジ

尾根手前の園地

尾根と思っていたところは、
尾根の手前の園地となっていました。
ここまで入山口から、35分。登山口から、15分。
15分、急斜面を登り続けたわけです。




周りを見渡すと、ツツジがそこかしこに咲いています。
ちょっといい気分で静かな山を満喫です。
今回の収穫は、このときだったでしょうか。

尾根へ

その先の尾根へは、右手から登ってゆきました。






尾根なのですが、展望は全くなし。当然飛駒側も見えません。







木の間越しに北に見えているのが、
地図に記載されている523m峰でしょうか。

さらに城の遺構としての姿形もわかりません。
ということで、駒戸山は、ここまで。
あとで調べてみると、駒戸山城の北端の尾根だったようです。
入山口から、片道45分程度の山歩きでした。

今回の駒戸山は、記録に残しておきたいがための内容です。
従って、第三者には全くお薦めしないコースです。
ごめんなさい・・・

尾根へ登る

尾根

523m峰?

ホーム > 足利 > 駒戸山