三重の山々 船頭山、愛宕山 - わたらせからの風 足利近辺の山々
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三重の山々 船頭山、愛宕山 地図

愛宕山 足利市の三重(五十部)地区は、
新装なった足利赤十字病院のちょうど北の三方を山に囲まれた場所です。
東に天狗山、北に大岩山、西に野山、大前への山。

今回も同病院の駐車場を利用できます。
今回、筆者は、自転車でした。
愛宕山 標高 80.7m(取材日:2012.11/4 日)


船頭山登山口 東山自治会館

病院の前の交差点から、
北へ向かって600メートルくらいの行くと、
右手に三重小学校が見えてきます。

道路を挟んだ左に東山自治会館があります。
車も数台停められます。

会館の左手から石段が延びています。
ここが船頭山の登山口です。
といっても石段の終点の忠霊塔は見えています。
既に山頂が見えているようなものです。
なにしろ標高80.7mですから・・・

東山自治会館

船頭山登山口

忠霊塔

足利市 三重村 合併記念碑

吾妻坂

忠霊塔、合併記念碑

石段を上ったところは、広場になっており、
ベンチもいくつかあり、中央にに忠霊塔が立っています。
日露戦争と太平洋戦争の戦没者を祀っているようです。




その右隣には、足利市と三重村の合併記念碑が立っています。
ちなみに合併は、昭和29年。筆者が生まれた年です。








広場からは、東に吾妻坂が見えます。
実は、この山を訪れる前に吾妻坂を試みたのですが、
ヤブで退散しました。

船頭山山頂

船頭山山頂といっても忠霊塔のすぐ裏側です。
合併記念碑の右手から回り込みます。





岩場があり、いかにも足利の山の雰囲気。
こんなに低くても・・・山頂も岩場です。









ここからは、南にこれから登る愛宕山、
その西に離れ山も見えます。

















さらに北に眼を転じれば、野山から大岩山

船頭山、野山から下った地区が
西舟と舟に関わる地名が残っており、
渡良瀬川が現在より北を流れており、
この地区に船頭さんが多く住んでいたようです。

記念碑の右側から回り込む

岩場の山頂

愛宕山

離れ山

野山、大岩山

        船頭山からの展望
                 愛宕山       離れ山            

尾根道

石祠のある広場

神社の石鳥居

神社

忠霊塔の広場に戻らず、北に続く尾根道を辿ります。
といっても2、3分。





ヤブに囲まれた広場に小さな石祠があり、その前には石灯篭2基。










そしてそこから石段が道路に向かって下っています。
石段を下り、鳥居をくぐり、
道路に出たら右に行けば、東山自治会館です。
ちなみにここの祭神は天神さまらしい。

愛宕山登山口

さて続いて愛宕山。
北に歩いてきた道を400mくらい戻り、
右手の浄林寺のある裏山が愛宕山です。
南の山裾沿いに回り込むと石鳥居があります。
ここが愛宕山の登山口です。
参拝する方もいるらしく、鳥居には神垂が下げられています。

愛宕神社登山口

石段

山道へと

参道

山道になりかけた石段を上り、山道を行くこと、5分。







山頂の神社に到着です。
あっという間ですが、山歩きの趣き。

愛宕山山頂

明るい広場に近年建て替えたと思われる社殿と左に石祠。
その背後には携帯電話のアンテナ塔。
ただし展望はいまひとつ。

愛宕神社
鞍部へ

尾根道

社殿の裏から、ヤブっぽい尾根道が続いています。
いったん鞍部に向けて下ります。

中山

最近刈り払われたようすの道
(実は道はないのですが、小さな尾根なので、そこしかない)
を刈り払われたヤブを乗り越えてゆくと、中山山頂です。
とくに展望があるわけでもありません。



ここでミニ縦走も終わりです。
三重地区のふたつの山を紹介しました。
足利の山らしさのある岩場の山頂の船頭山、
山歩きらしさを手軽に味わえる愛宕山。
愛すべき里山でした。

刈り払われたヤブ

尾根道

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