岡崎山 - わたらせからの風 足利近辺の山々
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西場富士から見た岡崎山
西場富士から見た岡崎山

岡崎山マップ
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足利の市街地の東に流れる旗川の畔に寺岡山元三大師(寺岡山薬師寺)があります。正月には、多くの初詣の人出賑わう場所です。

 >> 寺岡山元三大師のサイトは、こちらから。

大師の称号を得た僧侶には、弘法大師(空海)や伝教大師(最澄)がいますが、元三大師の正しい称号は慈恵大師という良源ですが、生まれが正月三日だったので、そのように呼ばれています。
そのお寺の裏山が、古墳でもある岡崎山です。
岡崎山 標高 53m(取材日:2010.10/2 sat)

因みに足利には、もうひとつ岡崎山があります。北郷岡崎山です。
こちらも後日紹介します。

この近くは、冬のロングウォーク「例幣使街道を歩く!」でも、山のそばを例幣使街道が通っているので、立ち寄っています。

 >> 「例幣使街道を歩く!」は、こちらから。

足利市街から、県道桐生岩船線を隣の佐野市に向かい走ります。
佐野市に移る手前、旗川の手前に寺岡山元三大師の案内が立っており、従って右折します。
いささか道は狭いのですが、旗川沿いの道なりに進むと、山門前の駐車場です。
ここにクルマを停めてスタートです。


駐車場

寺の駐車場が山門の前、旗川の河原にあります。
十数台は置けるでしょうか。








山門の脇に紅い萩の花が咲いています。

寺岡山元三大師山門

山門脇の萩の花
登山口

登山口

せっかくなので本堂に寄り、お参りしてゆきます。
本堂の左手では、現在(2010.10/2)、薬師堂の建設中です。
境内には、ベンチやトイレも設置されています。
ちょっと休むには、好適地です。

境内の左手をまわり込んだ所にある、岡崎山への登山口には、
案内板と新しい木の階段が設置されています。

萩の小道

山頂へ登る道は、萩の歩道として整備を進めており、
植樹したばかりの小さな木に萩の花が咲いていました。

萩の歩道
富士見ヶ丘

富士見ヶ丘

ほんの数分で山頂ですが、
このあたりは富士見ヶ丘と命名されています。

晴れた冬日ならば、まばらな木立の間から、
富士山が見えるでしょうか。

岡崎山山頂

大きな石柱が立つ場所が、山頂です。
石柱には、「御野立地跡」と記されており、
昔昭和天皇が野立をされた場所のようです。








石柱の囲いに「岡崎山」の銘板が下げられていました。

御野立地跡

岡崎山の山銘板
明るい尾根道

つつじ平

尾根道

山頂から、明るい開放的な尾根道を先に進みます。










このあたりは、つつじ平と命名されています。

岡崎山古墳群

もともと、この岡崎山自体が古墳ですので、山というよりも丘です。

岡崎山古墳群
さらに尾根道を行く

下山口

下山口

さらに明るい尾根道を進むと、下山口が見えてきます。

一本松地蔵

下って舗装路にでると、眼の前に小さな土盛りがあり、
そこに建つ祠の中に一本松地蔵尊がおわします。
ここも、「例幣使街道を歩く!」で歩いた道です。







そして、かなたに「大小」の白い看板のかかった大小山が、
すぐ眼の前には、多田木山が、
その下を例幣使街道が通っています。

一本地蔵

大小山と例幣使街道

多田木山
厄除元三大師道石柱

厄除元三大師道

舗装路を右に歩いてゆくと、厄除元三大師道の道標が建つ、
寺まで通ってきた道に出ます。

ほんの10分程度の散歩コースです。
山というよりも、明るい丘歩きといったほうがよいでしょうか。

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