仙人ヶ岳 - わたらせからの風 足利近辺の山々
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仙人ヶ岳 地図へ

足利の山々の中の最高峰(663m)です。

足利からは、小俣地区の岩切からの登山コースがメインルートです。
山からの下りには、登ったコースを戻るか、尾根を辿り猪子峠に下りるコースが選べます。若干距離が長いですが、後者のコースがお奨めです。途中、犬返しと呼ばれる鎖の岩場越えや松田湖を望むことができ、さらには下った猪子峠では、かつての小俣と松田の往来に使われた峠道を歩くことで、昔の人々がどのような思いで、この峠を越えたか、遥か昔の人々の暮らしに思いを馳せることができます。

【桐生 一色コース】 桐生からは、菱の一色からの登山コースがあります。短時間で登るには、お奨めのコースです。
         (更新:
2013.6/28 金)
まつだ湖畔コース】 足利のまつだ湖畔キャンプ場からのコースを追加しました。
         所要時間 片道2時間(取材日:2012.3/15 木)。



 桐生 一色コース

登山口

ここでは、桐生(菱)からの一色コースを紹介します。

このコースは、頂上に向けて直登してゆきますので、
急登を強いられます。
その反面、短時間で頂上に達することができます。

駐車地には、5台くらいクルマが置けます。

二手に分かれるのですが、右へ進みます。
道はコンクリート。

仙人ヶ岳 一色 駐車地

右の林道へ

砂防ダム

山道へ

砂防ダム

2分ほどで右手に砂防ダムがあります。






それを過ぎると、山道です。

稜線へ突き上げる急登

登山口から15分ほどで、稜線へ向かう急登の道となります。





稜線は、空との境目。

稜線へ

彼方の空へ向かって

稜線

ピーク

猪子峠へ伸びる尾根

稜線へ

20分弱で稜線へ着きます。
左は前仙人ヶ岳、右が仙人ヶ岳への道となります。




いくつかのピークを越えます。









ふたつめのピークの先で猪子峠への尾根が見えます 。
足利川では、よく歩くコースです。

白葉峠への分岐

稜線に出て10分ほど歩くと、右へ白葉峠の分岐です。
でも白葉峠までは、随分ありますね。





この先、ピークを右から巻く道をゆくのですが、
木がねこそぎ倒れており、それを越えて進みます。

白葉峠分岐

倒木

仙人ヶ岳山頂

仙人ヶ岳山頂

仙人ヶ岳の山頂は、横に長い広場になっており、
三等三角点があり、展望は木の間越しです。

この日は、梅雨の中休みの曇り空。誰もおりません。

アカヤシオツツジと日光の山々

アカヤシオツツジ等の木の間越しに日光の山々が望めます。
かなたに赤薙山が見えています。

アカヤシオと日光の山々
アカヤシオの花

アカヤシオツツジの花

早春の時期に登ると
あちらこちらにアカヤシオツツジの花を見ることができます。
アカヤシオツツジは、ツツジの中でもっとも早い時期にピンクの大輪の花を咲かせます。

   
 まつだ湖畔コース
まつだ湖畔キャンプ場駐車場

梅にも早い、まだ3月。
キャンプ場には、人気がまったくありません。
駐車場の隅にクルマを置き、
芝生の生えたキャンプ場内を沢沿いに歩き出します。
眼の前に聳える支尾根を目指しますが、
なかなか高く、険しそうなようすです。




まつだ湖畔キャンプ場駐車場

   
登山口 登山口

キャンプ場奥の沢にかかる橋から、入山します。
   
作業道

沢にかかる堰堤ふたつを左側から越えると、
右側に作業道が見えます。





木立の中の作業道を辿ってゆきます。








堰堤

作業道

   

行きどまり

杉の幼木と成木の間を行く

宗の岳と犬帰り

小尾根

歩き出して15分ほどで、作業道も行き止まりとなります。
ここからは、右のヤブっぽい山道を登ってゆきます。
しばらくは、左側に杉の幼木、右側に成木といった境目の道を辿ります。













15分ほど登ると、視界が開け、
左上に、仙人ヶ岳、猪子峠へのハイキングコースにある、
宗の岳、犬帰りが見えてきます。
   
支尾根への登り

そのハイキングコースの尾根へ合流する支尾根を目指して
登るのですが、山火事等で背の高い木がなく、
明るい尾根で開放感があり、気持ち良い。

ちょっとアルペンちっく・・・

支尾根の登り

支尾根へ

   
支尾根 支尾根

30分ほど登り続けて、
手製のアルミの道標のある支尾根へ到達します。
道標には、登ってきた道が「林道」と記されていました。


   
痩せ尾根

ここから、
痩せ尾根をハイキングコースの尾根へ向かってゆきます。














振り返ると、ようやくまつだ湖も姿を見せます。
目標の尾根も見通せるのですが、まだ距離がありそうです。

さらに進むと、
まつだ湖も、クルマを置いた駐車場も見えるようになり、
南東の展望が大きく開けます。
まつだ湖の先には、行道山から、大岩山のハイキングコース。

痩せ尾根

ハイキングコースの尾根

まつだ湖

   

知の岳

歩いてきた道

知の岳

支尾根から30分。
ハイキングコースの尾根にある知の岳へ到達します。
このあたりから、猪子峠へのルートは、
コース中でも険しい地点ですが、展望もいちばんの場所です。









   
南東方向の展望
                     赤雪山          行道山 大岩山
   
重の岳

仙人ヶ岳へは、北側の重の岳の方向へ向かいます。





左手に仙人ヶ岳も見えてきます。







重の岳へ

仙人ヶ岳

   
熊の分岐 熊の分岐

20分ほどで熊の分岐。
ここには、道標が立ちます。

左から合流する道は、猪子峠の西の岩切からのルートです。
一般的な登山コースです。
一休みし、あとひとふんばりで仙人ヶ岳です。
   
仙人ヶ岳山頂

熊の分岐から、15分。
仙人ヶ岳山頂手前の高みに着きます。
赤雪山への縦走は、ここから北へ向かいます。




















先へ進み、平坦な疎林の先が仙人ヶ岳山頂です。
この日は、午後から風が強くなる予報だったので、
午前中に歩いてしまえば、と思っていたのですが、
さにあらず、午前から、風が強い。
山頂に休憩のために留まることさえできず、早々に引きあげます。

今回、仙人ヶ岳へのまつだ湖畔キャンプ場からのルートを歩き、
いくつかある仙人ヶ岳へのルートでは、
一番よいコースに思いました。
まつだ湖からのコースであること、
展望を見ながら登れること・・・
山頂までゆかなくても、
このあたりを歩くだけでもきっと楽しいですね!

仙人ヶ岳へ向かう

山頂手前の広場

仙人ヶ岳山頂へ向かう

仙人ヶ岳山頂

   
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