多田木山 - わたらせからの風 足利近辺の山々
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西場富士から見た多田木山
西場富士から見た多田木山

多田木山、迫間自然観察公園マップ
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足利の三大観光名所と呼ばれるのは、足利学校、あしかがフラワーパーク、栗田美術館です。
春の大藤で有名なあしかがフラワーパークの裏山が多田木山です。
多田木山 標高 93m(取材日:2010.10/2 sat)

あしかがフラワーパークに向かい、その駐車場手前に迫間自然観察公園の駐車場があります。そこにクルマを停めます。フラワーパークのすぐ手前です。


迫間自然観察公園駐車場

初秋の時期ですので、ひとも少なく、当然駐車場もガラガラです。
迫間湿地は、公園になっており、
湿地を横断する木道が造られています。
それを通って、多田木山に向かうのですが、
現在(2010.10/2)木道は通行止めになっています。

花が多いともいえない湿地であり、
見物するひともあまり入らない場所なので、整備もされず、
木道の材木が腐ってしまっていたりするのでしょうか。

東屋や展望台を造り、なんでもかんでも公園にしてしまう
中途半端な公園化が招く悲劇でしょうか。





しかたなく、一端道路にでて、フラワーパーク方向に向かい、
小川を渡ったところから延びる道を多田木山に向かいます。

迫間自然観察公園駐車場

通行止めの木道

駐車場から多田木山を望む
あずまや

遊歩道

倒木横たわる沼

遊歩道入口

道に入ると、すぐ左にあずまやがあります。
やはり公園を造成したときに建てたのでしょう。





しかし林間の道は、静かでよい雰囲気です。








湿地なので、倒木の横たわる、小さな沼があったり・・

木道入口

数分で駐車場から続く木道の入口(出口)があります。
やはり通行止め。





左手に道標が山を示しています。

やはり通行止めの木道

山への道標
芝の広場

芝の広場

2、3分で広大な芝が広がる広場です。
思いがけず、拾いものの場所です。
でも訪れるひとは殆どいないでしょうね。

木道は別として、この公園の芝等は、きちんと整備されています。

登山口

山に続く道は遮断されていますが、道は山腹に延びています。






ちょうどこのあたりは、フラワーパークの裏側になり、
園内を覗き見ることができます。

登山口

フラワーパークに接している
登山道

萩の花

山道

山頂へ向かう山道は、思いのほか広く、整備されて、
さらに手すりも備えられています。
でも歩くひとはいないでしょうね。





このあたり萩の花がたくさん咲いていました。
そして、黄蝶が何匹もその上を舞っています。
これも拾いものの風景でした。

展望台

10分ほど登ると、ヤブに覆われた場所に展望台が建っています。
上ってもきっと何も見えないのだろうと思いましたが、
せっかくなので、ヤブをかき分け、上ってみます。

ところが、思いがけず、南方面の展望が開けていました。
川崎町の工場団地、例幣使街道、眼を右に転じれば、
太田の金山・・・頭上には、秋の青空・・・

展望台の下は、紅い萩の花が一面に咲いています。


  
萩の海 雲の峰 想い出す顔(かんばせ)の紅(べに)

  
吸い殻の 残りし展望台 秋陽さす

  
萩の紅 黄蝶舞い 粧うピエロの顔


展望台から先はヤブの中ですが、薄い踏み跡を探し、
山頂を目指しました。
山頂は、当然ヤブの中でした。

整備したつもりの里山ですが、中途半端。迫間湿地も同様。
ふと思いついたのですが、フラワーパークに含んでもらって、
管理、開放されるとよいのでは・・・大きな公園になりますよ。

ヤブの中の展望台

雲 金山

山頂へ向かうヤブ
  工業団地 例幣使街道                     金山      
多田木山からの展望
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