渡良瀬川 足利〜藤岡 - わたらせからの風 足利近辺の山々
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渡良瀬川踏破シリーズ第4弾 足利から藤岡までを紹介します。

今回は、自宅のある足利の渡良瀬橋がスタートです。ということで、いつもより、寝坊をすることができました。ゴールの藤岡の「藤岡大橋」まで歩いた後は、藤岡駅から、東武日光線、両毛線を使って帰ってきます。距離23km、標高差50m。 時間は、休憩を含めて、8:00〜13:30の5時間30分でした。(取材日:2008.12/16 日)

8:00自宅を出発。前回足にマメを作って苦労しながらのゴールだったので、そんな危惧をいだきながらスタートです。
        >> 今回歩いた渡良瀬川の地図は、こちら。


2008. 3/22追加
メルマガ「わたらせからの風」では、メルマガのみの連載「かぜの独り言」を掲載しています。今回の渡良瀬川踏破シリーズ全5回の掲載内容を各々のページに採録しましたので、もう一度、各ページの「渡良瀬川」をご覧ください。
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      【渡良瀬に生きる人々のスケッチ#4】
(08.3/12発行のメルマガ掲載の「かぜの独り言」から、採録。)

今回は、管理人の自宅のある足利の渡良瀬橋がスタートです。ゴールの藤岡まで歩き、電車(東武佐野線、両毛線)を利用して帰ってきます。

渡良瀬橋から、サイクリングロードとなっている土手を歩くのですが、散歩をする人もまばらです。前回の桐生近辺では、結構散歩している人と会ったのですが・・・このあたりでは、自転車で走っている人のほうが多いように感じました。歩く管理人のわきを風のようにすり抜けてゆきます。

「邑楽頭首工」のところで、下流から自転車で来た初老の人と一緒になりました。ちなみに「頭首工」(とうしゅこう)とは、用水の施設全般を指す名称ですが、ここでは、用水の取入口です。

彼は、藤岡の人で、今年1万2千キロ走ることを目標にしており、すでに達成したとのこと。
管理人が渡良瀬川沿いを歩いており、サイクリングロードは何もなく、各橋を目標に歩いているだけ、といったことを話せば、何か情報を提供してくれるかと期待したのですが、期待外れ。ただ道が舗装されていてよいというだけ、返す言葉で、歩くには舗装ではないほうがよい、と主張。
さらに桐生方面では、左岸(北)でサイクリングロードも支流を迂回し、蛇行していることを話すと、そのあたりへは行ったことがないらしく、話もかみ合わない。
ただ距離数の達成のみを目標に走っているだけらしく、年配の方にしては残念でした。

そのようなわけで、どうも今回は、話が継いでゆけそうにもありません。
と思っていたところ、藤岡の東武日光線の鉄橋手前から、しばらく野良犬と同行することになります。ただし、首には首輪がぶら下がっていましたが。彼(?)は、左右の草原に立ち寄りながら、管理人の前を黙々と歩いてゆきます。鉄橋の手前で彼は、違う道へと去ってゆきました。

風の強い冬日でしたので、藤岡駅での電車待ちも含め、結構つらい歩きの一日でした。


渡良瀬橋〜中橋〜田中橋

8:09「渡良瀬橋」の歌碑のある橋の北側から「渡良瀬橋」を渡り、土手を歩いてゆきます。
このあたりは、地元ですので、いまさら歩く必要もないなどと思いながら。



右手の東武伊勢崎線を電車が浅間山を背景に走ってゆきます。








次の橋である「中橋」の写真を撮っているとデジカメの電池残量がないとの表示。
昼食の手配をする予定だった東武足利市駅のコンビニで単三電池も補給(結局、そのまま使い続け、藤岡まで使えたのですが)。






いま「中橋」は塗装工事中です。









足利の河川敷は、緑地や駐車場になっており、
三色スミレが植えられていました。







足利教習所を過ぎたあたりに「海まで165.8Km、利根川まで33.8Km」の標識が建っていました。
管理人の旅も残り33.8kmです。

渡良瀬橋と「渡良瀬橋」歌碑

東武伊勢崎線と浅間山

緑地公園となっている河原

中橋

田中橋

利根川まで33.8km標識
岩井山

川のふれあい館

福寿大橋

福猿橋

岩井山〜福寿大橋〜福猿橋

岩井山のあたりで川は、大きく蛇行します。






そして、川の中州に「川のふれあい館」の建物が見えてきました。
その下には、「わたらせウォーターパーク」があります。







「福寿大橋」、「福猿橋」を過ぎると
ゴルフ場がしばらく続きます。
風の強い日でしたが、プレイする人もチラホラ。

川崎橋〜渡良瀬川大橋〜高橋大橋







「川崎橋」を過ぎると、
北に大坊山大小山が並んで見えます。






南の土手の下には、足利南部クリーンセンター。

左岸からは、袋川が流れ込んできます。







「渡良瀬川大橋」の下をくぐり、
「高橋大橋」を横切り、佐野市に入ります。

川崎橋

大坊山と大小山

足利南部クリーンセンター

渡良瀬川大橋

高橋大橋
矢場川水門

田沼の山々

矢場川水門

手が二手に分かれる「矢場川水門」です。






北には田沼の山々(アド山、三峰山)が見えます。
アド山は、以前道がわからず途中撤退した山です。

このあたりから、河川敷が畑に利用されています。
広い河川敷です。

渡良瀬大橋〜東武佐野線鉄橋

「渡良瀬大橋」の手前の河原に石碑群が見えました。
何の石碑か確認するために土手を降りてゆくと、馬頭観音です。
それもひとつでなく、なぜここに集めたのでしょうか。
また、なぜ河原に馬頭観音なのか、謎です。
山や峠ならばわかるのですが・・・

もしや河原の畑で使っていた耕馬をカスリーン台風とかの水害で失い、その供養で建立したのでしょうか。










東武佐野線鉄橋をくぐると、
右側の土手下も一面の畑です。
そして、矢場川の河口が南側から、流れ込んでいます。
水門からずいぶん先に河口があることになります。

河原の馬頭観音群

渡良瀬大橋

東武佐野線鉄橋
邑楽頭首工

利根川まで21.5km標識

邑楽頭首工

川に堰が現れました。
「邑楽頭首工」です。
利根川まで21.5kmの標識あり。

河川敷にはサッカー場があり、子供たちが試合をしていました。
桐生近辺でよく見かけた風景です。

足利を過ぎたあたりからは、まったく見かけなかったので、ひさしぶりでした。
もっとも左岸には、あったのかもしれません。

東北自動車道

自動車道をクルマが走っています。
その後ろにみかも山
くぐり抜けたところに小さな池がありました。



河川敷は、一面の草原。
河原とは、思えないような景色です。
渡良瀬川もすいぶん川幅が広くなっています。
川の流れは見えません。
またサイクリングロードも若干荒れ気味。





北には、岩船山が断崖を見せています。
そしてようやく川の流れが見えましたが、河原には石もなく、砂浜状態。
川の表情も変わっていました。

東北自動車道

河原

岩船山遠望
グライダー滑空場

青空を飛ぶグライダー

利根川まで14.2km標識

同行した野良犬

グライダー滑空場

広い草原となり、グライダーの滑空場です。
おりから3機ほど飛んでいました。














利根川まで14.2kmです。
そして北には大平山。








このあたりから野良犬が筆者の前になり、後ろになり、しばらくの同行者でした。

東武日光線鉄橋〜ベンチ

野良犬とは、東武日光線の鉄橋でさよなら。
土手の分かれ道があり、そちらに行ってしまいました。




鉄橋をくぐると、
テーブル、ベンチ、トイレのある園地がありました。
サイクリングロード唯一かもしれません。

そばの線路を電車は、頻繁に通ってゆきます。
ちょうど日光へ向かう特急スペーシアが走ってゆきました。

東武日光線鉄橋

特急スペーシアと園地
新開橋

藤岡大橋

東武日光線 藤岡駅

新開橋〜藤岡大橋

鉄橋を過ぎると、
「新開橋」、「藤岡大橋」が見え、もうすぐゴールです。














藤岡の町を歩き、藤岡駅へ向かい、本日の目標達成です。

距離のわりの容易な歩行だったように思えます。

 >> 渡良瀬川 藤岡〜利根川合流点へ続く。。

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