横根山〜井戸湿原 - わたらせからの風 足尾近辺の山々
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横根山〜井戸湿原 地図

横根山 前日光の歴史等についての説明は、前回の方塞山で紹介しておりますので、そちらをご覧ください。

今回は、方塞山に登った後、前日光ハイランドロッジへ移動して、
続けて横根山、井戸湿原、象の鼻と歩きました。
横根山 標高 1,372.8m(取材日:2013. 7/19 金)


ハイランドロッジ駐車場

ハイランドロッジのゲートから、牧場の中の道を走ってゆくと、
右に牧場が拡がってきます。
左手の山腹に数頭の牛の姿も見えます。

ロッジ近くの道路沿いが駐車場となり、そこへクルマを停めます。やはりクルマは、ない。ロッジ前に数台ある程度でした。

駐車場から、さきほど登ってきた方塞山がよく見えます。
しかし、雲り空で他の山は見えません。

前日光牧場の牛

方塞山

前日光ハイランドロッジ

砂利道

牧場

前日光ハイランドロッジ

ここには、日帰り湯もあるのですが、平日ですので、静かです。





これから横根山、井戸湿原、象の鼻と歩くのですが、
ロッジ前から伸びる砂利道を進みます。







右手には、爽やかな草原の牧場が見えています。

登山口

ロッジから10分ほどで歩きにくい砂利道を行くと、
左に小さな木橋がかかる場所があり、
橋を渡り、すぐの左が登山口です。














ここから草付きの山道となります。

小さな橋

登山口

山道

T字路

T字路

6分くらいで横根山と井戸湿原を結ぶ道に突き当たります。
ここを左折します。

横根山山頂

丸太の階段を登ると横根山山頂です。
T字路から10分くらいでしょうか。
山頂は、灌木に囲まれており、
木々の隙間から展望があるのですが、
きょうは曇っており、よく見えません。












庚申山
と雲がかかった皇海山が見られました。

あずまやがあり、
宇都宮から写真を撮りにきたという先客がひとり。
しばらく歓談です。
なぜ宇都宮で餃子が広まったか。戦中、宇都宮に連隊があり、中国から引き揚げてきた兵隊が作り始め、それが家庭に拡がったとか・・・

横根山頂への丸太の階段

横根山山頂

庚申山、皇海山

山道

木道が現れる

井戸湿原へ

来た道を戻り、井戸湿原へ向かいます。
このあたりもつつじが多い。
やはりその季節に訪れてみたいものです。




やがて木道が現れ、湿原も近そうです。

井戸湿原

湿原は、鹿除けネットに囲われており、
ネットを開けて、中に入ってゆきます。




10分ほどで、景色も開け、ベンチが並ぶ場所に出ます。
以前、井戸湿原荘が建っていた場所です。当然建っていたころにも訪れています。しかし、その跡はあずまやになっており、建物の面影を感じませんでした。







ここから、井戸湿原がよく見えます。









小さな白いコメツガ、ピンクのシモツケが咲いていましたが、
夏は、どうも花の時期外れのようです。

鹿除けネットの中へ

湿原荘跡

井戸湿原

コメツガ

シモツケ

鹿除けネットから出ます

仏石

仏石

湿原から象の鼻へ向かいます。
鹿除けネットの外に出て、
また山道に戻り、15分くらいで、
道の右に人間の背丈ほどのドーム形状の丸い大きな石があります。仏石です。これも日光開山の勝道上人が名付けたと云われています。

象の鼻

仏石から左折し、数分で象の鼻と呼ばれて展望地です。
そばにある石が象の鼻に似ており、命名されたそうですが、??

展望台があり、そこから見える山々の案内板が設置されています。曇っており、わかりにくいのですが、












赤城山
(こちらから見ると、いつもと違ったかたち)、









袈裟丸山









庚申山
、皇海山・・・。
男体山は雲の中です。








ここからは、ロッジから続く砂利道ですので、そのまま戻ることになります。10分くらいで戻れます。

横根山は何度も訪れており、
伸びやかな高原で気持ちがよいのですが、
あまり訪れるひとは多くないようです。
横根山の山頂も展望があるわけでもないし、
井戸湿原も花が多いわけでもない、
といったところから、あまり人気がないのでしょうか・・・

象の鼻へ

象の鼻

赤城山

袈裟丸山

庚申山、皇海山

砂利道を戻る

象の鼻からの展望

朱鳥居

天狗面の石造

古峰園

石鳥居と参道

古峰神社本殿

屋根の天狗面

古峰ヶ原郵便局

古峰神社

帰路は、鹿沼経由を選びました。
こちらの道は足尾からの林道に較べると、広い道です。
こちらからがラクでしょうか。しかし、ちょっと時間がかかる。

30分くらい走ると、古峰神社があります。
なかなか大きな立派な神社で、
門前に土産物屋や飲食店もあります。
色あせた朱の大きな鳥居をくぐると、
境内の左手の石造の天狗の面が迎えてくれます。







その奥に山門があり、
太鼓橋がかかる古峰園という茶席があります。







石鳥居をくぐり、参道の石段を登ると社殿です。参拝客も数人。
横長の長屋のような萱葺屋根の建物です。









中央にいかにも鹿沼の地らしく木彫が施された社殿があり、屋根には、赤い天狗の面が左右に掲げられています。




















また同じ社殿にある社務所の向かい側には、古峰ヶ原郵便局と、
なんと郵便局がありました。

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