愛宕山 - わたらせからの風 近隣の山々
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愛宕山(田沼) 地図

愛宕山 佐野市の田沼地区を通る国道293号線の田沼上町交差点を過ぎ、
田沼町総合運動場入口から、北に山が見えます。
ここが愛宕山です。公園として整備されています。
愛宕山 標高 156.3m(取材日:2013. 5/10 金)

田沼町総合運動場の案内がでている交差点から、まっすぐ北に進むと、
山裾に近い場所の右に野球場、左にテニスコートと広い駐車場があります。
ここにクルマを停めてスタートです。


田沼町総合運動場駐車場

駐車場の奥に古びた建物があり、近づいてみると、
なんとプール管理棟でした。
左右、男女に分かれて入場するかたちです。
入場料金の案内板が落ちています。
その裏に使われていないプール。
かつて田沼町だった頃の施設の跡でしょうか、
山間の田沼町のプールは、
こんな場所に造るしかなかったのでしょう。

駐車場の手前に愛宕神社があります。
これから登る山も愛宕山、そこに建つ神社も愛宕神社です。

総合公園駐車場

駐車場前の愛宕神社

案内板

山沿いの道

案内板

道を山に向かって歩くと、案内が立っています。
「← 愛宕神社参道 → 子育千体地蔵尊」




左の山裾沿いの道を進みます。

あずまや

道はゆるやかにカーブし、
左側の先にあずまや、朱の鳥居、
右側に遊歩道への木の階段が見えてきます。













あずまやの手前に愛宕山公園案内板が立っています。
公園の地図と「森林浴」について解説しています。

カーブ

あずまやと遊歩道入口

愛宕公園案内板

小さな朱鳥居

4連の神社

道祖神

並ぶ神社群

人の背丈程度の朱の鳥居の中には、
4連の神社が小さな長屋形式の社殿に収まっています。
以前太平山神社でも、この類の社殿がありました。




社殿に収まるのは、鷺宮神社、天満宮社、弁財天、天満宮社。
その左隣に、猿田彦神、三峯神社、道祖神の石祠が並びます。








道祖神は、自然石ですが、
下の部分がくり抜かれたかたちです。珍しい。

愛宕神社への長い石段

さらに眼の前に愛宕神社の朱の鳥居があり、
そこから山に向かって旧い石段が一直線に延びています。
なかなか遠そうです。

愛宕神社への石段

社殿

ここが本殿

愛宕神社

5分ほどを費やし上ると、愛宕神社の社殿です。






しかし、神楽殿のような社殿で、四方が開放されており、
突き抜けた先に実際の小さな社殿が見えます。

庚申塔群

社殿の左には、山に向かって、庚申塔が乱立しています。






庚申塔の間をくぐった先に大きな「千体庚申」の石碑があります。

この山も田沼地区に多い庚申山?
この地区では庚申山が流行っていたのですね。

庚申塔群

千体庚申

愛宕山頂

四等三角点

愛宕山山頂

庚申塔群の中を登り、
ヤブを突き抜けると、愛宕山山頂です。





草木に隠れた足元に四等三角点。

展望は、当然ながらありません。

妙義神社石塔

山頂から、
社殿の裏から右手に回り込んで境内に下る途中に
妙義神社の石塔が立っていました。

妙義神社石塔
境内から遊歩道へ

遊歩道を進む

境内からは、右の東方向の木立の間に道がつけられており、
その先で舗装路に合流しています。

展望櫓

数分舗装路を歩くと、
子供の遊園地にあるような3階建ての展望櫓が建てられています。




上ってみると、
眼下に田沼の街並み、そして西に大小山が展望できました。

展望櫓

大小山展望

遊歩道を進む

山道らしくなる

広場のベンチ

高台のベンチへ

舗装路をさらに進みます。

左に山に向かっている木の階段があります。













上ってゆくと広場となっており、ベンチがひとつ置かれています。
といっても展望は、眼の前の松林・・・

舗装路へ

さらに舗装路を進みます。
山を下っていってます。





舗装路に接する山肌は、刈り払いされており、明るい。
気持ち良い!

遊歩道を進む

明るい山肌

遊歩道へ

ベンチから駐車場が

ベンチから駐車場へ

途中から、林の中に向かって遊歩道があり、そちらを歩きます。






途中、ベンチがひとつあり、松越しに駐車場が見えます。

ここから、上りの際の遊歩道入口へ通じています。

田沼地区の3つ目の山 愛宕山を散策しました。
公園として整備してあるのですが、訪れる人は稀のようです。
寂れないことを祈るばかりです。

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