雷電山、根本山 - わたらせからの風 近隣の山々
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足尾近辺の山々の紹介-雷電山、根本山 地図

桐生の南・太田の北にある八王子山稜は、いくつかの山が連なっています。メインは、茶臼山
今回、10年ぶりに東毛自然の家から、石尊宮経由で上ってみようと出かけたところ、途中が砂防ダム造成中で通行不能になっていました。その代わりに新しいコースができていました。雷電山へのコースです。
雷電山 標高193m、根本山 標高275m(2017.1/6 金)

藪塚にある東毛自然の家を起点にし、
滝野神社、石切り場、勝負沼から尾根道に登り、雷電山、根本山を経由し、自然の家へ戻るルートです。


東毛自然の家駐車場

藪塚の街中を過ぎ、東毛自然の家入り口交差点から、
北の自然の家方面へ向かい、
その駐車場を利用させていただきます。ときどき、駐車場が閉鎖されていることもあります。そのときは、路上駐車です。しかし、置く場所には困りません。

駐車場に掲げられている藪塚ハイキングコースの案内板ですが、
最新ではなくなっていますので、注意!

          >> 参考マップは、こちらから。

東毛自然の家

滝野神社入り口

滝野神社

滝野神社の庚申塔群

新沼

登山口

滝野神社

クルマで上って来た道を戻ると、
左の営業停止中で荒れているドッグランの先に
滝野神社があります。













神社の傍らに庚申塔群。









傍の新沼の脇を通り、山道に入ってゆきます。

石切り場

明るい疎林の道を10分ほど歩くと、
左下に下る階段があり、下った右側が石切り場です。














石切り場まで板敷きの道が作られていますが、ほとんど陽のあたらない場所のため、腐っていますので、足元注意。









ここから採れる「藪塚石」は、2000万年前の火山活動によって堆積した凝灰岩です。明治中頃から採掘が始まり、最盛期には350人くらいの人が働いていたようです。しかし、栃木の大谷石に比べ、割れ目が多く、人件費がかかっていたため、昭和30年頃に閉山したとのことです。こんなところに、こんな空間がある。不思議な場所です。

ちなみに管理人は、2007年暮れに映画「隠し砦の三悪人」のエキストラでここを訪れています。エキストラ初体験でした。
詳細は、「わたらせメディア紀行 桐生」をご覧ください。

明るい疎林の道

階段を下る

道標

石切り場

石切り場

舗装路の先に下溜

石切り場入り口

下溜

数分歩くと、舗装路に飛び出し、眼の前は池です。下溜です。

左に歩いて、勝負沼を目指します。




石切り場入り口。
かつて映画ロケのときにロケバスが駐車したり、昼の炊き出しがここで行なわれました。。

勝負沼

勝負沼では、釣りができるようで、釣り人もいました。

その傍らが砂防ダム造成の工事中。
以前は、このあたりに石尊宮から尾根道へ登る登山口がありました。











勝負沼の先に、
新しい雷電山への道標「雷電山 0.5km」が立っています。

造成中の砂防ダム

勝負沼

雷電山への道標

明るい疎林の道

登山道

ここからも明るい疎林の落ち葉道。

尾根道へ

6分くらい歩くと、尾根道へ到達します。
道標「← 根本山 0.5km 雷電山 0.3km →」が立っています。

尾根道

   

ひとつめのピーク

雷電山山頂への階段

雷電山山頂

雷電山山頂の石祠

雷電山山頂の標柱

雷電山

道標に従って、右へ進み、ひとつピークを越えると、
擬木の階段が山頂に向かって延びています。結構段数があります。














登った先に石祠、雷電山の標柱、小さなあずまや。
展望は木々に遮られており、
あまりひとも訪れないのでしょうが、ホッとする場所です。

ここは、太田の金山城の出城です。北西方向から、攻めてくる敵、上杉氏や武田氏でしょうが、それを金山城に伝える狼煙を上げる場所です。
調べてみると、
鹿田山茶臼山八王子山→雷電山→丸山→金山
と狼煙がリレーされたようです。
   
籾山峠からの道と合流
 
分岐まで戻り、
登ってきたときの反対の左側(実際は直進)へ進みます。




数分でまた尾根道に達し、籾山峠からの道へ合流します。

分岐まで戻る

籾山峠からの道と合流

   
根本山山頂 根本山

10分弱で南側が切り開かれ、展望のよい根本山です。
ここは、八王子丘陵縦走やらなんやらで何度も通っていますね。
   
下りのルート

ここからは、自然の家へ下る分岐が何ヶ所かあります。
まずは、石尊宮経由ですが、通行止めの案内が出ています。




次に北山古墳経由。

今回は、ここを下ってみます。







ここからは、くさり場コースとチゴユリコースにふたつがあるようです。

石尊宮への下山ルート

北山古墳への下山ルート

ふたつのコース

   

分岐

自然の家も近い

自然の家へ下山

クサリ場コース

チゴユリコース

一気に下ってゆきます。
4分ほど下ると、
ふたつのコースの分岐点。右のチゴユリコースを辿ります。




下る先に東毛自然の家の赤い屋根がチラホラと見えてきます。









10分ほどで東毛自然の家の前に到着です。

過去に登った山も10年も経ってしまうと、
環境がいろいろ変わってしまいます。ときどき、再訪すると新しい発見があって、面白そうです。

八王子丘陵は、年々整備されて、歩きやすく、気持ちよい!



【おまけ】
くさり場コースを下ると、東毛自然の家駐車場のすぐ上に出ます。くさり場は、この斜面にくさりがつけられていて、ここを指します。
   
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