長七郎山〜覚満淵 - わたらせからの風 みどり近辺の山々
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長七郎山〜覚満淵 地図へ


      
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赤城山の外輪山の中では、赤城山入門コースといったところですが、あなどるなかれ、頂上も広く、見晴らしもよい山です。

さらに鳥居峠、小沼、長七郎山、覚満淵と変化に富んだコースが作れます。標高 1578.9m(取材日:2010.6/12 土)

長七郎山からの展望を追加。
(2013.8/28)

赤城の元有料道路をまっしぐらに上ってゆきます。
6月半ば、ツツジの時期ということもあり、渋滞です。
しかし、それも、かつてのエネルギー資料館である総合観光案内所まで。
あとは、大沼に突き当たり、右折し、行き止まりの鳥居峠までは、スイスイと走れました。

もうひとつの行き方は、三夜沢交差点からスカイボルトライン(知る人ぞ知る、この名前)を使って小沼経由でも行けます。
こちらは、ちょっと道も狭く、カーブも多い。しかし、距離は短い。

半分埋まっていない鳥居峠の駐車場にクルマを置き、スタートです。



鳥居峠

駐車場の眼の前には、
ロッジ風のサントリービアバーベキューホールが建っています。
その建物の左に展望台があり、
桐生市黒保根町方面の展望が得られるのですが、
きょうは少し下界が見えるという程度です。




それよりも谷に向って延びているコンクリート造り石段が異様な風景です。
実は、1967年まで山麓の黒保根町の利平茶屋から、
この峠までケーブルカーで登れたのです。
これは、廃線跡です。
その峠の駅が、先のロッジ風のホールというわけです。

かつては、東武線で終点の赤城駅まで来て、
バスで利平茶屋、ケーブルカーで鳥居峠、というのが、
東からの赤城山へのルートでした。
ということで、駅名が赤城なのも納得ですね。

コンクリートの石段を800段ほど下ってゆくと、
赤城ご神水があります。
木造の建物があり、その壁の一角から、
美人の水、ご神水、智慧の水の3つの水が流れ出しています。

サントリービアバーベキューホール

ケーブルカー廃線跡
長七郎山登山口

木の階段

長七郎山登山口

駐車場の北側の小地蔵岳沿いに登山口があります。
山を巻いて、小沼の近くの分岐点まで歩きます。






林の中の緩やかなのぼりですので、足慣らしにちょうどよい。
右下には、覚満淵が見え隠れしています。

長七郎山・小沼分岐

林を抜け。木の階段を上り、
しばらくで小沼と長七郎山の分岐点です。
ここまで15分もかかっていないでしょう。





案内板も立っており、小休止。

長七郎山・小沼分岐

長七郎山への道



展望地



トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ

長七郎山へ

左の道で長七郎山へ向います。
まっすぐの道は、小沼の畔へ出ます。















林道のような道を登ってゆくと、
左が開け、柵が立てられた場所に出ます。
きょうは、ガスで何も見えませんでした。







ここからは、潅木の間を抜けるように進みます。









トウゴクミツバツツジやヤマツツジもチラホラ。

長七郎山山頂

20分くらいで山頂です。
遮るもののない瓦礫の山頂で360度の展望です。
これが気持ちいい。





左に荒山、正面に電波塔の立つ地蔵岳が見えます。

















天候に恵まれれば
(管理人も何度か訪れているが、こんな日は、今回が初めて)、

みどり市の要害山手振山鹿田山稲荷山・・・
桐生市の吾妻山経塚山花柄山笹久保山・・・
足利市の
石尊山両崖山大岩山・・・

も指呼の距離に見えます(2013.8/28追加)。New

長七郎山山頂

荒山

地蔵岳

展望 両毛の山々

展望 長七郎山
下山路

シロヤシオ

ズミ

下山

下山口は、北側の瓦礫の中を歩きます。
広々とした道ですが、一応コースがありますので、道標に従って・・・





途中、シロヤシオ、ズミの白い花が咲いていました。

オトギの森分岐

5分くらいで下り終わり、
オトギの森への分岐点の広場にでます。
左がオトギの森への道なのですが、何度か行ったことがあるのですが、よくわかりませんでした。

オトギの森分岐

小沼へ
小沼

小沼湖畔

長七郎山

小沼

左の道をとり、小沼の畔に出ます。
右回りでも左回りでも対岸の場所が鳥居峠へ戻る道の入り口です。
左回りで湖畔を通り、湖畔で昼食というのが、
管理人のいつものパターンです。














湖の対岸にいま登ってきた長七郎山が見えますが、
このあたりから眺めた山容は、なだらかな尾根といった形です。

湖畔の駐車場近くは、いつも人で賑わっています。

鳥居峠へ戻る

小沼の湖畔の道から、小地蔵岳の道を鳥居峠まで戻ります。






レンゲツツジの木が一本見つけました。
大沼へ上ってくる牧場のあたりには、多いのですが・・・









そして眼の前に駒ケ岳、黒檜山

鳥居峠へ

レンゲツツジ

駒ケ岳、黒檜山
鳥居峠から覚満淵

覚満淵入り口

覚満淵への入り口

駐車場の西側に覚満淵への降り口があります。
駐車場の左下に見渡せます。

覚満淵

覚満淵は、周囲1kmほどの高層湿原です。
ちょうど大沼と小沼に挟まれた位置になります。
木道が造られていますので、しばしの散策です。




ノンビリ、ラクチンに歩け、それなりの展望も楽しめる、
よいコースです。
このコースは、管理人が初めて歩いた赤城山でもあります。
そして、ときどき思い出したように歩いているコースです。

覚満淵

覚満淵と駒ケ岳
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