八王子山 - わたらせからの風 みどり近辺の山々
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八王子山 地図

小平の里マップ みどり市大間々町の小平の里は、20年くらい前になるでしょうか、
発見された鍾乳洞を中心とし、公園として整備されました。
当時管理人の幼かった娘たちを連れて訪れたことがあります。

今回、その裏山にあたる八王子山を訪れてみました。
岩場の山頂に八王子神社が祀られる信仰の山です。
せっかくですので、久しぶりに公園も訪れました。

大間々町の中心を走る国道122号が市街を抜け、
渡良瀬川に突きあたる福岡大橋を渡り、右折します。
ここは、冬のロングウォークの「渡良瀬川を歩く」でも歩いています。

小平川に沿い、4kmほど登ってゆくと、
右手に土産物のあるふれあいの館、
左手に手打ちそば・うどんの狸穴亭の建物が見えてきます。
八王子山 標高 300m(取材日:2014. 9/26 土)


小平の里ふれあいの館駐車場

左の小平川にかかる橋を渡ると、小平の里の駐車場です。
20台くらいは置けそうです。
ちなみにこの手前にも駐車場があります。




駐車場の川沿いにコスモスが咲いています。









この公園は、公園入口が関所のような造りになっており、
左に土産物のあるふれあい館とトイレ、
右に手打ちそば・うどんの狸穴亭となっています。

公園内は、後ほど歩いてみるとして、八王子山へ向かいます。

小平の里

小平に咲くコスモス

小平の里公園入口

舗装路を右へ

舗装路を上る

駐車場の前の広い舗装路を右方向に上ってゆきます。
案内板があり、キャンプ場を示しています。

庚申塔と湧き水

すぐそばに鋭く尖った自然石の庚申塔、
その後ろに湧き水が樋から流れています。

庚申塔と湧き水

分岐を左に

分岐を右折

緩やかに道は上ってゆき、
右に鍾乳洞への道を分け、
左の狸穴陶房・遊湯館・キャンプ場方向へ向かいます。
そういえば、遊湯館という入浴施設もできたのです。
ただし、温泉ではありません。
どのくらいの人が利用しているのでしょう。

遊歩道入口

狸穴陶房の前を緩やかに左に曲がって上ってゆくと、
左右の山沿いが石垣になり、
左手に"八王子山遊歩道入口"の案内が
右側が入口であることを示しています。
駐車場から、5分くらいです。

狸穴陶房を左に

八王子山登山口

遊歩道入口の広場

八王子山遊歩道案内板

八王子山遊歩道案内板

石垣につけられた数段の石段を上ると、広場になっています。
しかし、木立に囲まれており、薄暗い。
一日中、陽はあたらないようです。




上った右手に"八王子山遊歩道"の案内板が立っています。
風化して読みづらい。

八王子神社鳥居

眼の前に石鳥居、その後ろ両脇に石灯篭があります。






そこから木の階段が延びています。やはり薄暗い参道です。

石鳥居

石灯篭

   
分岐 分岐

石鳥居から数分で、
左 八王子山、右 ほのぼのコースの分岐です。
すなわち、左に進むと尾根道、右に進むと巻き道。
   
ふたつの祠、石祠

尾根道は、岩場が続きます。
といっても小さな山の岩場なので、楽しく歩けます。

杉木立の根元に、
赤いブリキ屋根の小さな祠がふたつ並んでします。


さらに、岩の上に石祠。

ふたつの祠

石祠

   

見上げた共同アンテナ

雲かかる赤城山

地デジの共同アンテナ

見上げると、地デジの共同アンテナが見えます。
石鳥居から5分。





ここまで登ると、このコース唯一の展望。
きょうは、雲に隠れた赤城山と小平の里が見下ろせます。
   
八王子山頂

八王子山頂まで岩場が続きます。

眼の前の大岩の上に神社の社殿が建っています。
八王子神社です。そして、八王子山頂です。



鉄の梯子状階段がついており、
数段上ると、八畳くらいの板張りの遙拝所。
その前が本殿です。
一見、岩の上に造られた展望台のよう。
そういえば、根本山の奥の院のようでもあります。
いやあ、いつ倒れるか判らない感じで怖い!
登山口から、たった10分で到着です。

眼の前に八王子神社

八王子神社

   

社殿の左から

尾根道

尾根道へ

社殿を左に巻くと、尾根道が続きます。






ちょっとした尾根道で、
これが続くと、気持ちがよいのですが、
すぐ終わってしまいます。
   
不動様

着いた広場には、
ブリキ屋根で朱い板で囲われた祠の中に不動様が2体。
ここも木立の中で薄暗い。

傍にベンチもありますが、座ると傾いてしまいました。

不動様とベンチ

2体の不動様

   
ほのぼのコースへ下る ほのぼのコースを下る

社の裏手に踏み跡がありました。
赤芝山脈へと繋がっているのでしょうか。

右の下る道がほのぼのコースのようです。
こちらを歩いて戻ります。
   

遊歩道

遊歩道は、木の階段で手摺もあり、
いかにも遊歩道といった作りです。
が、倒木が横たわっていたり、手摺が壊れていたりします。
ほとんど人も訪れないのでしょうね。













ちょうど右上に見える尾根道が先ほど登ってきた道です。
ということで大岩の上の八王子神社も見えます。
しかし、こんな里山でこの雰囲気。
ここだけ見たら、深山幽谷の神社ですね。

遊歩道の倒木

壊れた手摺

木立の上に八王子神社

   

小平の里公園内へ

あざみ

萩

施設裏に水路

親水公園

水車

小平の里公園

往路の分岐を経由してり、駐車場方向へ戻ります。

途中から公園内へと続く道があり、公園へ入ってゆきます。
整備されていてきれいで、よい感じの公園です。




秋彼岸を過ぎた日ですので、あざみ、萩が咲いていました。


















施設まで戻ると、
施設の裏側に水路が流れているのがわかりました。








小平川の水をうまく活用しているようで、
この公園のさらに100mくらい上ったところには、
水車もある親水公園が造られています。
小さな子供を遊ばせるには、よいと思います。

昭和63年に鍾乳洞が公開され、
平成5年に整備されたといいます。
既に20年以上経っていますが、
きちんと整備されており、気持ちがよい公園です。
土曜日の午前でしたが、筆者のほかに1組の訪問者だけでした。
今は、あまり人も訪れないのでしょうか。
もっと多くのひとに訪れてほしいものです。
管理人も、今度は孫を連れて親水公園を訪れてみたいと思います。

   
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