鈴ヶ岳 - わたらせからの風 みどり近辺の山々
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鈴ヶ岳マップ
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赤城山の外輪山の中では、南西の位置し、そのピラミダカルな山容が特長的な山が鈴ヶ岳です。
登るひともそんなに多くはないので、静かな山歩きができます。

標高 1564.7m(取材日:2010.8/5 木)

今年は、梅雨が明けると、猛暑の日がしばらく続いたあと、連夜雷雨の日が続くという夏の始まりでした。
そこで、ようやく天候も安定した平日に登ってみました。が、結構、雲の中といった状態でした。

赤城の元有料道路を走り、元エネルギー資料館、いまは観光案内所の手前の新坂平の駐車場に向かいます。

駐車場には、トラックが大きな顔をして、横付けで停めていました。
けしからんと思い、その鼻先に停めてみました。ほかには、クルマはいません。
ドアを開け、登山の準備をしようとすると、ブヨが飛び交い、車内に飛び込んできます。
飛び込んできたブヨを追い払うと、次のブヨがはいってくる、という繰り返し・・・。最後は、どうにでもなれ、と諦めました。


新坂平駐車場

道路右手の駐車場に車を置き、道路を渡ると、
眼の前に青々とした草原の白樺牧場が拡がっています。






左手、その柵沿いに登山口があります。









牧場の先に鈴ヶ岳が望めます。

新坂平駐車場

登山口

白樺牧場の先に鈴ヶ岳
笹の道

有刺鉄線沿いに

柵沿いに

有刺鉄線の柵沿いの笹の道を登ってゆきます。

朝露で足からショートパンツまで、
びっしょりになってしまいました。

姥子峠

10分ほどで木立の中の姥子峠です。







黄色のキオンが咲いていました。

姥子峠

キオン
新坂平を望む

雲に隠れた地蔵岳

新坂平・地蔵岳展望

少々登ると、木立を抜け、
潅木の中から、クルマをおいてきた新坂平が見えます。

たった10分くらいしか歩いていないのですが、
ずいぶん遠くに見えます。



地蔵岳は、雲の中でした。

鍬柄峠

笹道を15分ほど歩いてゆくと、鍬柄山の手前の鍬柄峠です。
やはり木立の中です。






この先から、展望が得られる道になります。









紫のウツボグサ、ツリガネニンジンが咲いていました。
前者は、あまり見かけないように思います。

鍬柄峠

展望が得られる道に

ウツボグサ

ツリガネニンジン
鍬柄山頂

キオンと地蔵岳

鍬柄山

峠から、潅木を掻き分けて登ってゆくと、
15分ほどで鍬柄山頂です。






山頂は、開けた広場になっており、赤城の主峰である黒檜山と大沼、地蔵岳が望めるのですが、この日は、山頂は雲の中でした。

大ダオ

鍬柄山から、急降下。
痩せ尾根を通り、木立の中を歩くこと15分。






根元に笹を敷いた林の景色が美しい大ダオに到着します。

痩せ尾根を下る

大ダオ

美しい林
岩場を登る

岩場が続く

石の上に石碑が・・

岩場

さあ、ここからは、ゴロゴロした岩の隙間を縫いながら、
岩の上を伝わりながら、山頂を目指します。






最後のひと登りですが、なかなかきつい。









眼の前の岩の上に建つ石碑が、もう少しという案内人のよう。

鈴ヶ岳山頂

鈴ヶ岳山頂は、木立に囲まれ、大きな岩の上に3つの大きな石碑が
鎮座しています。
左から、「愛宕山大神」、「鈴嶽山神社」、「赤城大神」。





そばにシモツケの赤い花が、これから、といった感じで咲き始めていました。

木立に囲まれている山頂ですので、ブヨが足元を飛び回っています。
ショートパンツのため、ブヨを避けるために足踏み状態。
頭上は赤トンボが群舞しています。
しかし、これじゃあ、休めないよ。早々に退散です。

とういうことで、あまり展望も得られずブヨに苦しめられた山行でした。
季節を選べば、こんなことは、ないと思います。
今回、真夏の天候の安定した日を選んだのですが、スッキリとした展望は得られませんでした。

鈴ヶ岳山頂の道標

山頂に建つ石碑

シモツケ
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