牛石山〜銚子の伽藍 - わたらせからの風 みどり近辺の山々
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牛石山〜銚子の伽藍 地図へ

以前、赤城山のおとぎの森〜銚子の伽藍を訪ねたとき、川を越え、対岸の牛石山へ登り、小沼まで周回する予定でした。
しかし、牛石山への取りつき点が判らず、敗退しました。
その後、牛石山から銚子の伽藍を目指し、ルートを明らかにしたい、と思い、2011年、翌日から天気が崩れ、涼しくなるといった予報の8月のお盆明けの平日に実行しました。標高 1,422m(取材日:2011.8/18 木)

いつものように三夜沢交差点から、スカイボルトラインを利用します。
牛石峠の路肩にクルマを置いて、スタートです。


牛石峠

峠の路肩は、2,3台クルマが置けるスペースがあります。







「ここから幅員が狭くなります」と書かれた
黄色の案内板の傍らに、牛石峠の標識が立ち、
笹の中の踏み跡が森の中へ延びています。

牛石峠

登山口
牛石

牛石

丈の低い、まだ朝露に濡れた、笹の道、
ここを日陰坂と呼ぶらしいのですが、
1分ほどで、左の林の中に牛石があります。
なぜ牛石なのか、判らず。
しかし、この石が峠、山の由来になっています。。

東屋

さらに1分。この道は、関東ふれあいの道になっていますので、
お約束の東屋があります。
が、テーブル、イスは腐って崩れています。




傍には、新しい道標が、ここが牛石山であること、
峠まで0.3km、銚子の伽藍まで0.5kmであることを
示しています。
また東屋の中には、「道路へ243m、ガランへ428m」、
という手書きの道標も置かれていました。

関東ふれあいの道も、あまり人が歩かない場所は、
荒れていますね。

東屋

道標
富士望峠

富士望峠

狭い尾根が続きます。このあたりを富士望峠と呼ぶらしい。
木立の中で、富士山どころか、景色はまったく見えません。

分岐

5分ほどで、左方向が銚子の伽藍、という案内の立つ
分岐点に着きます。
右方向へも道が延びているのですが、どこへ行くのやら・・・

銚子の伽藍への分岐
急坂

レンゲショウマ

急降下

分岐から、急降下で銚子の伽藍へ向かうようです。
急坂ゆえに帰途のつらさを考えながら下ってゆきました。






途中、レンゲショウマが一輪咲いていました。
透き通る紫と白の、神秘的で美しい花です。

銚子の伽藍

分岐から下ること10分。
銚子の伽藍の滝口に到達しました。





眼の前の小さな滝口から、川の水は一気に落ちてゆきます。
奈落の底に落ち込むといった感じで、足も竦む怖さです。

以前、おとぎの森、茶ノ木畑峠からここへ来た際は、
伽藍の上流部に出ました。
前回は、牛石山への取りつき点を求めて、
そのあたりから登ってみたのですが、
道が見当たらず敗退しました。
まさか、滝口が取りつき点とは思いませんでした。

これで、一年前の課題が解決しました。
道路から、たった30分ほどで、
山の奥深さを感じる銚子の伽藍に至ることが判りました。。

銚子の伽藍の滝口へ

滝口

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