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2012. 9/ 5 6.清掃 - 保全清掃

    

    

    

 

























    

    

    

 


キムラ先生
「今回も、『清掃』の話の続きです。
『初期清掃』、そして『保全清掃』へと話を展開します」

コウ子ちゃん
「難しそうな名前!」

キムラ先生
「そんなことはありません。
 職場の床にゴミが落ちてなく、ピカピカに磨かれている状態ならば、
 ものを落としたり、ものが落ちていたら、すぐ発見できるでしょう。
 これが『保全清掃』のイメージです」

コウ子ちゃん
「そういうことなら、わかります」

キムラ先生
「例えば、対象を床から工場の機械設備に置き換えてみましょう。
 ごみの代わりに機械設備からの油の漏れを発見したら、
 そこから不具合・故障の原因が見つけられます。
 そういった根元から絶つ、という考え方は、安全でも品質でも生産性に欠かせない考え方です。
 『保全清掃』を実施することで、それが初期に発見できるようになります」

タカシくん
「清掃することで、生産性も上げることができるということですね」

キムラ先生
「そうです。だから、まず『保全清掃』では、機械一台を徹底的に磨いてもらうことから、始めます。
 きっと一台を磨いてみると、いろいろなことが見えてきますよ。
 磨いている作業の中で、ビスが緩んでいたり、端子が外れそうになっていたり・・・
 発見したら、当然それを直しますね。ほら、もう効果が現れます」

      清掃

タカシくん
「でも、そういった作業は、会社の中の専門部署のひとが担当するのでは、ないですか」

キムラ先生
「技術的な部分は、そうですが、日常、その機械を使用しているひとは、
 日常的に機械の清掃をすることで、その機械のにおいや音で、早めに不具合、故障を発見し、
 手を打てるようになります。
 その継続で人間の五感による感知能力も向上してきます。
 生産技術部門ではできない保全、生産技術部門でなければできない保全、
 この棲み分けがきちんとできてきます。
 いずれにしろ、現場が主役だということです」

コウ子ちゃん
「清掃することで、仕事も順調にできるようになりますね」

タカシくん
「生産技術部門と清掃の分担や定期点検のルールを決めておくことも必要になりますね」

 
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