キムラ先生
「2年間にわたり、5Sの話をしてきましたが、今回が最後の話となりました。
会社によって異なると思いますが、
今まで5Sの目的になり得るようなものをいくつか挙げてきました。
また、同じ会社でもひとつの目的が達成されれば、次の目的へと内容が変わります。
こういう対応ができなければ、すぐにもマンネリ化に陥ってしまいます。
いつも変化に対応し続ける5Sの目的は、考動する集団をつくることです。
考動する集団は、常に新しいことを考え、そのために現状把握をきっちりと行っています。
5Sの目的は、各社各様なので、自社のレベルを知り、大局に着眼し、
実際に手掛けるのは、小さなことの連続だということも理解している集団です。
仕事は、たくさんの人との連携から生まれます。
その過程では、小さなことでも理解してもらえなければ、結果は変わってきます。
ましてや、理解されていても思うように運ばないのも事実なのですから。
最後に一言。 『たかが5S、されど5S』です。
長い間、勉強してきましたが、少しは5Sを理解する役に立ったでしょうか。
これから、企業、家庭でこれらの内容を活かして、5S活動を進めると、
仕事も人生も、きっと今までとは違った輝きを放つようになると思います」
タカシくん、コウ子ちゃん
「長い間ありがとうございました」
 |