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2008. 6/28 更新 2008. 8/11,2009.6/11 |
仁義なき戦い その2(第1作) 1973年。監督 深作欣二。脚本 笠原和夫。出演 菅原文太、松方弘樹、梅宮辰夫。 |
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◆勝てば官軍? | 「こんなの考えちょることは理想よ。夢みたいなもんじゃ。山守の下におって、 仁義もクソもあるかい。現実いうもんはの、おのれが支配せんことにゃ どうにもならんものよ」 |
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「仁義なき戦い」では、戦後の焼け跡を起点とし、若者たちが離合集散を繰り返し、やくざ組織が拡大してゆく過程が描かれます。 努力して、組の幹部までのし上がると、そこに待っているのは安住の地ではなく、狙われる立場です。 そうなった坂井(松方弘樹)は、自分の滞在するホテルを訪れた広能(菅原文太)に向かって、云うのでした。 勝てば官軍といった考え方でしょうか。確かに世の中には、そういった面があります。 勝った者が支配することにより、すべて自身のなしたことを正当化できます。 結果に対して、理屈をつけることは、どうにでもできる、といったことでしょうか。 そうしなかった場合、というのは、もはや推測、空想でしかなく、何をかいわんやということになってしまします。 一面、正しい考え方、というよりも現実的な考え方です。 しかし、そのようにして得た権力は、やがて同じようにわが身にも及びます。 無理やりつかみとった権力は、時が過ぎ、同じように若い者に奪われてしまうものです。 「仁義なき戦い」は、シリーズ全篇を通して、 組織は、生存・維持・拡大するために、必ず抗争を引き起こすという因果関係をベースとして展開されています。 逆に、それを描いたのが、このシリーズでもあるのです。 そして、必ず若者の生命が奪われてゆきます。このパターンにはまり、無駄死にする若者の役割とならないように組織の中で処してゆかなければなりません。 それには、常に大局的な見方ができるように普段から自身を鍛えておかなければなりません。 そういった意味でもサイト「何はともあれPlanDo!」で解説している「経営戦略ワンポイント」も参考にしてみてください。 |
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