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2011. 5/ 5 | 新仁義なき戦い 1974年。監督 深作欣二。脚本 神波史男、荒井美三雄。出演 菅原文太、若山富三郎、松方弘樹、渡瀬恒彦、安藤昇、宍戸錠、田中邦衛。 |
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◆常に狙う ポジションに立つ |
青木 「夜、ひとりきりになるとよ、こがなことしとったら、いけん思うて、 ぞっとする時があるんじゃ。 寝床を一歩離れたら、のう、 どうでも親分じゃ面して歩けなきゃいけんのじゃ」 三好 「のう兄貴、あんたに云うとくがよ。心弱うしたら、しまいど。 なんぼあんたが太うなったいうて、狙うもんのほうが強いんじゃけ、のう」 |
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新仁義なき戦い 下記のアイコンを クリックすると、 映像がご覧になれます。 プレビュー |
本作は、「仁義なき戦い」と同じ第1次広島抗争、山守組の内部抗争が描かれる。ということで、第1作のリメークといった内容です。 今回、菅原文太は、山守組組員三好万亀夫という役名で登場します。「仁義なき戦い」シリーズのヒットで、柳の下のどじょうは釣れるまで何匹でも釣るという会社の要請で「新仁義なき戦い」シリーズは制作されたわけですが、それなりに楽しめる内容です。 山守組の内部抗争の中で台頭しようとする若頭の青木(若山富三郎)、山守親分(金子信雄)との間にはいり、振り回される主人公といった図式です。 組の内部で力をつけて、山守親分を引退させようと図る、兄貴分の青木に弟分の三好が云うセリフです。 どこかで聞いたような内容です。そうです、「仁義なき戦い」第1作での酒井(松方弘樹)に広能(菅原文太)が同様のことを云っています。 守りに入ってしまった敵には、とことん攻めるのが、必勝のルールです。 幕末の戊辰戦争の例でも、錦の御旗を掲げた薩摩、長州等の官軍は、朝敵となった幕軍の会津藩を徹底的に攻めてゆきました。 ビジネスでも、そこそこ成功すると、守りに入りがちですが、常に攻める姿勢で、攻める戦略をとり続けなければいけません。攻めることが最大の防御ということばもあります。やくざ世界と違って、自身が殺られることはないのですから・・・ 「仁義なき戦い」シリーズに、初出演の若山富三郎、安藤昇を迎えて、常連の松方弘樹、田中邦衛、渡瀬恒彦、宍戸錠、そして山守親分の金子信雄らが脇を固めています。とくに山守親分絶好調です。 |
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