大慈寺マップ
佐野、岩舟から、栃木に向かう道路沿いにあります。
すぐ隣が村檜神社です。
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慈覚大師 円仁堂
円仁自作の慈覚大師像が祀られています。
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円仁坐像
岩舟の小野寺で生まれた円仁は、
この寺で9才から15才まで修行をした後、最澄の夢を見、都に上り、最澄の弟子になります。
その後、43才で最後の遣唐使船に乗り、唐に渡り、天台密教を完成させます。
このときの様子を記述したのが、「入唐求法巡礼行記」であり、世界の三大旅行記として挙げられています。
(「東方見聞録」マルコ・ポーロ、「大唐西域記」玄奘)
唐から帰国した後は、比叡山延暦寺の三代座主となり、最澄の理想を引き継ぎ、比叡山の発展に尽力します。
亡くなった後、朝廷から、慈覚大師の称号が与えられます。
また、このとき最澄にも伝教大師の称号が与えられます。
すなわち、大師の称号の第一号です。
ちなみに空海の弘法大師称号授与は、さらにこの後となります。
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最澄坐像と比叡山延暦寺
円仁の師である伝教大師 最澄の坐像と最澄が開き、
円仁が修行した比叡山延暦寺です。
修学旅行等で訪れたことのある方も多いかと・・・。
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空海肖像画と高野山金剛峰寺
平安の二大仏教である真言宗の開祖 弘法大師 空海と
伝教大師 最澄の確執は有名です。
高野山金剛峰寺を開いています。
なお、弘法大師にまつわる言い伝えは、
日本全国各地にありますね・・・
袈裟丸山の寝釈迦の作者という言い伝えもあります。
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開山堂
最澄が全国6ヶ所に建てたもののひとつです。
前に相輪塔、後ろに開山堂。 |
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奥の院
境内の薬師堂から西に向かい、山道が開かれています。
山道の途中の岩場が奥の院です。
ここで円仁が坐禅修行をしたと伝えられます。
道は、諏訪岳山頂に向かって続いています。
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小野小町歌碑
年老いた小野小町は、
ある日大慈寺裏の諏訪岳の断崖で幻を見ました。
小野小町は、薬師如来の世界に違いない、と感動し、
崖から身を躍らせて亡くなったという言い伝えがあります。
その後、村人たちによって葬られ、
その墓所は、今も大慈寺の斜め向かい北側の道路を挟んだ
50mくらいのところにあります。(2011.10/14追加)
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元米国駐日大使ライシャワー記念碑
円仁の「入唐求法巡礼行記」の歴史的価値を認め、英訳して世界に紹介。
昭和39年に同寺を訪れ、それを記念して建てられた。
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