雨乞山 - わたらせからの風 桐生近辺の山々
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桐生には、雨にまつわる名前の山があります。
ひとつは、前仙人ヶ岳の南の雨降山、そしてもうひとつが、今回紹介する雨乞山です。標高202.7m。

桐生を南北に流れる桐生川の東、市街地の東に位置します。

桐生市街からは、本町5丁目交差点を東に行き、桐生川を南下し、八坂橋から城の岡団地の方面から入ります。
また足利方面からは、小俣から、宿の島橋を渡ります。

宿の島橋の北の産廃物処理場に向って、狭い坂道を上ると、産廃物処理場のクルマ止めのある場所に空き地があり、そこにクルマを置きます。(取材日:2009.5/4 月)



駐車場の空き地

クルマ止めのある左右に空き地があります。







今回は、右手の山道から登り、周回して左の山道から下ります。

産廃の作業場前の空き地

登山口

登山道
岩のある広場

桐生川の向こうは市街地

広場の石祠

見晴らしの広場

山道を5分も登ると、岩場のある広場に出ます。
岩に腰掛け、桐生市街地も展望できる、休憩には、もってこいの場所です。
といっても、5分しか、歩いていない・・・



広場の奥には、石祠があります。
ホントに、どこへ登っても石祠があり、昔の人々の信仰の厚さには、感服です。

鉄塔

石祠の後ろから、山道は続きます。
さらに5分も歩くと、鉄塔が現れます。

いつも思うのですが、鉄塔の下は芝があったりして、休憩にはもってこいです。
しかし、休憩には、早すぎる・・・。

鉄塔下

鉄塔
山頂までの尾根道

雨乞山頂

山名の標識
尾根道から山頂

緩やかに下る尾根道を5分も歩くと、
雨乞山の山頂です。





木に山名の標識がつけれています。
そして、石祠もあります。

5月初めの時期でしたので、ツツジの花もちらほら・・・
埋め立て地

さらに心地よい尾根道を15分ほど歩くと、
眼の前が開けます。埋め立て地です。





パワーショベルが一台動いている音が響きます。









市街に近く、こんな広々とした場所があり、
気持ちのよい景色が拡がっていることに驚きです。
しかし、実は自然を破壊した姿なんですよね。
尾根道

広々とした埋立地

草原状の埋立地?
城の岡団地側のフェンス

谷間の埋立地
フェンスと産廃埋め立て地

尾根を周回し、南に方向変え、
右手にフェンス、左手に谷間の産廃の埋め立て地が樹間に見えてきます。これは往路でも見えていました。

この谷間の埋め立て地を周回するようなコースとなっています。
石祠

フェンスの鉄柱が残る道を進むと、またもや石祠。
フェンスの鉄柱跡?

石祠
鉄塔 鉄塔

石祠のすぐ隣に鉄塔です。
登りに見た鉄塔の西隣の鉄塔です。
下り

木立の道は下りとなり、
その先にある笹が作った自然のトンネル向って、急降下です。
下った先は、笹のトンネル
下山口。右手にクルマガある。 下山口

トンネルを抜け、人家が現れ、道を左にとれば、
クルマを置いた空き地に到着です。

逆方向に歩き、雨乞山をクライマックスにおいたコース取りがよかったようです。
しかし、上り下りも、あまりなく、周回1時間ほどの歩きやすいコースでした。

自然破壊、昔日の面影、展望と、いろいろと感じることができるコースだと思います。
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