駐車場
駐車場には、10台くらいおけるでしょうか。トイレもあります。きょうは、公園整備をしている方たちのクルマでいっぱいでした。いま、この山を公園化しようと整備している最中です。
ここをスタートし、まず里の文化財巡りをします。 |
 |
|
|


|
天神山3号墳
駐車場までの車道を戻り、左折すると、
左の山側に白い金網で囲われたところがあります。
ゴミ置き場ではありません。天神山3号墳です。
6世紀後半のものと推定され、3振りの刀が出土したそうです。 |
|
|
馬見岡阿弥陀三尊
天神山3号墳前の道路を横切り、田んぼに向かって歩きます。
50mくらい歩いたところを左折すると、
その先の田んぼの傍らに祠が見えてきます。
馬見岡阿弥陀三尊です。
残念ながら、阿弥陀仏、観音菩薩、勢至菩薩の3体は、頭部が欠損しています。他にも庚申塔などもありました。地元で採れる凝灰岩を使った鎌倉・南北朝時代の作といわれます。その時代から、営々とこの土地の人々の暮しをみてきた仏様です。感無量ですね。 |




|
|
|



|
来迎阿弥陀三蔵笠塔婆
すぐ先を左折し、山側に向かい、天神山3号墳に戻ります。
3号墳手前の石段の上に祠があり、
来迎阿弥陀三尊笠塔婆の案内が建っています。
祠のガラス越しに石柱がわかります。かぶっていた笠は欠損です。見てもわからないのですが、石柱の中心に阿弥陀仏が彫られ、左右に勢至菩薩、観音菩薩が彫られているようです。 |
|
|
馬見岡凝灰岩露出地
駐車場に戻り、遊歩道を歩くのですが、案内板が建っています。
新生代第3紀中新世の火山活動で堆積した火山噴出物であり、貝やサメの歯が出土していることから、かつてここは浅海だったと記されています。
ここで採掘された凝灰岩は、古代には、上野国分寺、新田・佐位郡の寺院の基壇の化粧材や地覆石に使われたそうです。
遊歩道の右手に、その名残が見られます。 |


|
|
|


|
遊歩道
遊歩道を辿ってゆけば、
天神山山頂に達することができると思い、
いかにも手作りといった遊歩道を登ってゆきます。
数分歩くと、尾根と思しきところに椅子が置かれており、その先の尾根を辿ろうとするのですが、藪がひどく諦めてしまいました。
どうも、ここも薦められる山ではなさそうです。
鹿田山に造られた、りっぱな遊歩道と、対象的な荒れた山頂、どうもこれが笠懸の山を象徴しているようです。
山道を立派な遊歩道にする必要はなく、きちんと刈り払いをして、
人が歩けるようにする、そんな整備をしてほしいと思います。 |
|
|
ホーム > みどり > 天神山 |
|
|