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2013. 4/ 5 13.5Sを知る




    


    

    

 


キムラ先生
「いままで5S活動について、述べてきましたが、
 この活動を定着させ、それなりの活動へと展開させるまでには、時間がかかります。
 しかも真剣に取り組めば取り組むほど、その深さと広さは無限に広がり、
 企業や事業体が続く限り途切れることはありません。
 "知らないことを知る"ということが、
 新らしい5S活動に取り組むための第一歩になるといってもよいでしょう」

コウ子ちゃん
「知らないことを知るのは、知的好奇心を満足させるので、わたし大好き。本を読むのもそうですね」

キムラ先生
「そういうこともありますね。
 企業の経営トップこそ知らざることを知り、また知る努力を行っていただきたいと思います。
 まずは、トップが決断し、GOサインをださなければ、活動はスタートしません。
 関心が低ければ、それなりの活動にしかなりえません。
 トップにこそ、5S活動を知っていただきたいですね。
 では、どのようにしたら、トップにその重要性を知ってもらえるでしょう?」

タカシくん
「トップが納得する企画書を作成し、提出するなんてどうですか」

キムラ先生
「いかにも企業人の考える回答ですね。いや、それが悪いという意味ではありません。
 コウ子ちゃんは?」

コウ子ちゃん
「わたしなら、社員がまず活動を進め、その結果を見てもらい、
 成果が理解してもらえたら、さらにトップから推進してもらうかな」

キムラ先生
「ボトムアップ、それからトップダウンという方法ですね。
 実は、正解は、ありません。
 企業ごとに置かれた環境も異なるし、事情も異なります。
 しかし、何らかのかたちで重要性を知ってもらうアプローチを行なったらよいと思います。
 トップに知ってほしい最小限の項目を説明しましょう。

  1.あらゆる方面に関与する5Sの効果
  2.原因系の仕事、結果系の仕事企業が永続するためには、
    よいプロセスがあって、よい結果が継続します。
    5Sは、原因系の仕事であり、よいプロセス→よい結果を生み出す基本的な道具だ
    と思ってください。
  3.5Sは、マネジメント
    企業がどんなによい技術をもっていても、マネジメントが悪ければ、事業は成立しません。
    5Sは、マネジメントです。きれいな企業は、その業績もよいという傾向があります。
  4.5Sの目的 その1
    変化を知り、変化対応力を身につける眼力と意思決定力を養うための道具です。
  5.5Sの目的 その2
    企業の活力は、そこで働く人たちの活力の有無で決まります。
    5Sは、そのように人に関わるツールです。
    5S活動にGOサインがかかり、その方向性が正しく位置づけられ、
    現場のみなさんがのびのびと活動に取り組める環境づくりを
    トップが進めることが大事です」

     原因系、目標系の仕事

 
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