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赤雪山 地図へ |
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赤雪山は、足利で2番目に高い山です(1番は、仙人ヶ岳)。標高621m。 そして、映画「ガメラ2 レギオン襲来」で、仙台から地底に潜ったガメラが再び現れた山です。ガメラは、ここから南の葉鹿地区に下り、桐生に向かって、レギオンと戦うことになります。 このとき、自衛隊の本部がおかれたのが、この山の麓にある松田地区の旧松田小学校でした。いまは廃校となっています。2007年春、この学校はフジテレビのドラマ「ひみつの花園」(釈由美子主演)のロケでも使われました。 以上は最近の赤雪山にまつわる話題でしたが、赤雪山には、その名前に秘められた悲恋伝説があります。ちょっと長くなりますが、紹介します。 藤原秀郷の子孫 成行が両崖山に足利城を築き、足利と姓を変えます。これが藤姓足利氏の始まりです。 平治の乱の時代の城主は足利俊綱といい、足利荘は平重盛の所領となり、俊綱が管理していました。以来、藤姓足利氏は平氏に味方をし、源平合戦では、源頼朝の勢力が増大すると、足利俊綱は家臣の桐生六郎に殺されます。 その後、俊綱の子忠綱は、京にいて源氏と戦っていましたが、平氏が壇ノ浦で敗れ、足利に戻ってきます。足利荘は、源頼朝の義兄弟、源姓足利義兼の領地となっていました。 足利義兼は、妻である時子の侍女の藤野から、時子が忠綱と密通したという讒言を聞きます。実は、藤野は忠綱に心を寄せており、彼が受け入れてくれなかったためにとった行動でしたが、それを聞いた義兼は激怒し、忠綱を殺そうとします。 忠綱一族は難を逃れるため、足利の北方に向かって逃げてゆきます。しかし、行く手を山にさえぎられ、馬をおり、徒歩で山を登ってゆきます。折から降ってきた雪で逃げる足跡が残り、追っ手に発見され、忠綱は傷を負い、あたり一面の雪が真っ赤に染まったといいます。そこが赤雪山です。 そして、入飛駒の皆沢まで逃げてゆくのですが、討ちとられ、絶命し、藤姓足利氏は途絶えます。 現在、松田川ダムができてからは、ダムのそばの赤雪沢駐車場から登るのが一般的な登山ルートとなっています。しかし、ダムができる以前は、名草弁天から長石林道を越えるルートが使われていました。(2009.11/1 赤雪沢コースを追加) |
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長石林道(白石峠)コース | |
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白坂峠 |
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登山口 |
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鉄塔 |
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電波塔 |
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尾根道 |
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分岐 |
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山頂直下 |
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赤雪山頂 |
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足利方面の展望 |
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赤雪沢コース | |
松田川ダムサイト 通り過ぎてきたダムサイトには、ダムを説明した案内板があります。 また、ダムの壁面は、高圧洗浄機で描かれたエコアートが描かれています。 これは、コンクリートの汚れた壁面の汚れを落とすことで灰色の濃淡で絵を描いたものですので、時間とともにまた消えてゆきます。 洗剤も塗料も使用しない、まさにエコです。 |
>> 図をクリックすると拡大表示します。 |
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赤雪沢駐車場 ダムサイトの先を右折した坂道の上に赤雪沢駐車場はあります。 展望台もありますが、沢の奥まったところにあるので、ココに停めているクルマは、ほとんど赤雪山の登山者のものです。 赤雪山ハイキングコーの案内板も設置されています。 |
登山口 駐車場の北奥から、登山道が延びています。 冬や春は、草木もなく、歩きやすくてよいのですが、夏場は、草が生い茂っていることがありますので、注意です。 |
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登山道 イノシシに掘り返された山道を登ると、春の季節は、いろいろな花に出会えます。ヤマブキ、スミレ・・・ |
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杉木立の山道 10分ほど、明るい山道をゆくと、 杉木立の沢沿いの道となります。 せせらぎの滝、蛇尾の滝といった説明板のついた滝が現れます。 |
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尾根道への登り 杉の植えられた山腹をジグザグに道は、ついています。 そろそろ尾根の上に青空が見えてきました。 いつも思うのですが、青空がゴールという風情は、いいものです。 |
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尾根 歩き始めて25分くらいでしょうか、 尾根道に到達です。 左 赤雪山 0.2km、右 長石林道 1.5kmの 道標が立っています。 早咲きのツツジが山肌を一点赤く染めていました。 |
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赤雪山頂へ 尾根道にでれば、左に歩いて向かい、 赤雪山頂まで20分ほどです。 青空に向かって延びる階段をあずまやに向かって登れば、そこはもう山頂です。 東、南側は、木立ちもなく、よく見渡せます。 足利織姫ハイキングコースの山々・・・ 残念ながら、西、北側は、木立越しとなって、いまひとつです。 |
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下山路 下山は、松田川ダムへ向かって、杉木立の中を下ります。 4月半ばでしたので、アカヤシオも見ることができました。 山ツツジも、もう少しです。 木立の隙間から、松田湖の青がみえてくれば、もう少しです。 下り始めて、30分ほどで湖畔です。 湖畔の道路沿いにサクラが植えられており、 歩いたときには、満開を過ぎ、散り始めていましたが、 きれいな花の季節の到来を実感しました。 赤雪沢からのコースは、山へ直登するコースですが、 そんなにたいへんなコースでもありませんので、好ましい印象です。 |
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