庚申山 - わたらせからの風 足利近辺の山々
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足尾近辺の山々の紹介-庚申山(山前) 地図

足利市西部の大前町にある山前公園の前衛の山が庚申山です。
庚申山 標高 ??m(2014. 1/24 金)

足利市の坂西桐生線のヤオコー大前店のある交差点を北へ山の麓へ向かって進みます。
山前公園西入口の手間、右に山が現れた場所に階段がつけられています。ここがスタート地点です。


登山口

山裾につけられた白い手摺と石段。ここが登山口です。
そばに庚申山の案内板が立っています。
それによると、足利で最大規模150余基の庚申塔があるという。クルマは、路肩に駐車です。

登山口
庚申塔の並ぶ石段

さらに石段

山に入ると、さらに石段が続き、両脇に庚申塔が現れます。

山道

ジグザグの山道になり、
その脇にも小さな自然石の庚申塔が並びます。

山道の庚申塔
青面金剛像

青面金剛像

青面金剛像も現れます。
彫刻もはっきりしており、なかなか立派。

最後の石段

再び10段ほどの石段が現れ、
その正面に紙垂をまかれた、大きな自然石の庚申塔があります。
ご本尊といった感じです。

なんと、登山口から、ここまで2分。山歩きではありませんね。

最後の石段

大きな庚申塔

山道の庚申塔

さらに山道

庚申塔の左に、さらに山道は、続きます。
落ち葉の道は不明瞭ですが、問題なく歩けます。
こちらにも小さな庚申塔が散在しています。

山前公園の遊歩道

木立を抜け、開けてくると、
そこは山前公園の管理棟前の遊歩道です。





管理棟あたりが山頂ですね。

山道を登る

山前公園の遊歩道へ

宝篋印塔

二十二夜塔の道しるべ

二十二夜塔の道しるべ

庚申塔まで戻り、
右にある墓地の中を抜けてゆきます。

途中、宝篋印塔。



そして、石仏が一列に並ぶ場所があり、案内板があります。
それには、「二十二夜塔の道しるべ」と記されています。
江戸末期に旧桐生街道と松田街道の分岐にあったものを移設したらしい。

大前薬師

その先に大前薬師(東光薬師)のお堂があります。
ここにも案内板があり、
徳川綱吉の生類憐みの令の犠牲者供養のために建立した
と記されています。宝永4年建立。



お堂の前の下ってゆく石段は13段で、
宝永4年の建立時のものという。
石段の先が参道になるわけですので、
下ってみたところ、民家の庭先でした。
こちらから来るのは難しそう。クルマも置けませんし・・・





また大前薬師へは、山前公園の東入口へ向かう途中、
入口があります。

このごろ、田沼の庚申山を歩いていたのですが、
足利の庚申山もなかなかのものです。
田沼、足利、近い距離にあるので、
このあたりは、庚申信仰が盛んだったということ。

大前薬師

13段の石段

山前公園東入口からの登山口

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