座間峠 - わたらせからの風 足尾近辺の山々
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座間峠は、桐生市の鍋足と東村座間を結ぶ峠です。
明治時代には、このルートに鉄道が敷かれる計画もあったとか・・・

いつものように国道122号を足尾に向かってゆきます。
国道から、わたらせ渓谷鉄道の神戸駅に下り、案内板に従い、駅前を通り過ぎ、「童謡ふるさと館」を目指します。

「童謡ふるさと館」は、東村花輪の出身であり、多くの童謡を作詞した石原和三郎の記念館です。童謡「うさぎと亀」も同氏の作詞です。彼の生家は、渡良瀬川踏破シリーズ第2弾 「渡良瀬川 神戸〜大間々」の際、歩いています。

管理人も、かつて子供が小さかったころ、訪れた記憶があります。

駐車場は、草木ダムの下といった位置になります。
草木ダム近辺を散策する人も多いようで、団体さんが館の前を通り過ぎてゆきます。標高960m(取材日:2009.11/21 土)


童謡ふるさと館

「童謡ふるさと館」の前に駐車場があり、
ここにクルマを置かせていただき、身支度をして出発です。





眼の前には、草木ダムが聳えたっています。

朝陽を浴びる「童謡ふるさと館」

草木ダムと童謡ふるさと館駐車場
座間峠ハイキングコース道標に従い林道へ

林道

座間峠への登山口へは、
「童謡ふるさと館」の南側の山へ林道を歩きます。
座間峠ハイキングコースを示す道標が2ヶ所ほど立っています。

登山口

数分も歩くと、左手に林道が現れ、道標が座間峠を示しています。







林道は、杉の伐採を行っており、ナンバーのついていない、年代もののトラックが停まっており、折から伐られた杉が登山道を塞ぐように倒れてきました。






その先にも伐採された杉が置かれていました。

登山口 左へ入る

年代もののトラック

杉の伐採中
舗装された道

砂利道へ

パワーショベルが2台

道を水が流れる

倒木の沢

登山道

舗装された道と砂利道の繰り返しの登山道を登ってゆきます。















沢を右に渡ると、今度はパワーショベルが2台停まっていました。









石だらけの道を水が流れています。これは、沢なんでしょうね。

道なり(沢なり)に進むのですが、実は右手の岩だらけのところから山道がついていました。
帰りは、この道を下ってきました。





そうとも知らずに倒木の横たわる沢を詰めてゆきます。

道標

沢の右手に道標があり、山腹に登ってゆきます。
下りは、この場所から、沢に下りずに沢の左岸を歩いて下りました。

道標から山腹へ登る
赤いテープが張り巡らされている

赤いテープ

登山道のあちらこちらに赤いテープが張られています。
これから、伐採を行うときの目安にするのでしょうか?

林道造成中の最先端

5分ほど木立の中を登ってゆくと、小さな広場状の場所に飛び出しました。
砂が盛られており、右手は造成され、ガードレールのついた林道、左は掘削中の山腹です。



その場所の向かい側に簡易的に造られた道標が座間峠を指しています。
階段を造られており、登山道が続きます。

造成中の林道へ飛び出す

木の階段から、コースへ
草木湖

袈裟丸山

袈裟丸山

振り返ると、草木湖、そして彼方に袈裟丸山が展望できます。

運搬用の櫓

門のように丸太を組んだ櫓が現れます。
錆びたワイヤが垂れ下がっており、かつては木材の運搬に使用したのでしょうか。




伐採する木の目印でしょうか、白のテープが巻かれた木が次々に現れます。

木材運搬用の櫓

白テープの巻かれた木々
「←神戸 4.5km →座間峠 0.6km」の道標

道標

尾根伝いに歩いてゆくと、
「←神戸 4.5km →座間峠 0.6km」の道標が立っていました。
造成中の林道から、25分ほどでしょうか。

座間峠

木立に囲まれていますが、少し開けた場所に到着します。
座間峠です。






大きな木の裏側に案内板と鳴神山への道標が立っていました。
「童謡ふるさと館」から、1時間半ほどかかりました。

かつて、どれくらいの人々が、この峠を越えて、往来していたのでしょうか。
なかなか距離と高低差もあるので、容易ではなかったと思います。

落葉しつつある木立の間から、桐生の人家、山々が望めました。

ハイキングコースとなっていますが、道も整備されているわけでもなく、
距離もあるので、それなりの装備で登ってください。

座間峠

座間峠の道標

桐生方面の展望 人家が見える
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