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2008. 2/25 | そして、経営戦略へ2 - 孫子の兵法 その1 | |
◆ 孫子の兵法 先に述べたように戦略は、戦争の戦略から、経営の戦略へと発展してきました。戦争の戦略、すなわち軍事戦略の代表例である「孫子の兵法」を紹介します。 孫子は、「己を知り、敵を知れば、百戦危うからず」といいます。現在の企業経営に当てはめれば、自社の強み、弱みを知るということです。 自社はどの市場で優位にたっているのか、どの商品分野が強いのか等々。 当然のことですが、経営戦略をたてるとき、まずはそこからスタートします。 ◆ 戦わずして勝つ 孫子は、戦争することに対し、肯定的、好戦的ではありません。 「戦わずして、人の兵を屈する」、言い換えると「戦わずして勝つ」ということを主張しています。戦わないで勝つことができれば、こんなによいことはありません。 現代の経営に当てはめると、戦わずして勝つ方法は、他社との共同開発・協業、M&A等により、自社を優位なポジションに移すといったことがそれに当たるでしょうか。いずれにしろ、これらの戦法をとるには、自社に強みをもっているという条件がなくてはなりません。これは、後でも述べますが、すべて戦略は、コアコンピタンスをベースに考えなければなりません。 コアコンピタンス、自社の強みをベースにした戦略策定が重要です。 言い換えるとコアコンピタンスをもつ経営をしなければならないということです。 勝つ方法は、一般論ではいろいろと云えますが、現実を直視して、企業のおかれているあらゆる条件を勘案することが大切です。 |
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