迫間自然観察公園駐車場
初秋の時期ですので、ひとも少なく、当然駐車場もガラガラです。
迫間湿地は、公園になっており、
湿地を横断する木道が造られています。
それを通って、多田木山に向かうのですが、
現在(2010.10/2)木道は通行止めになっています。
花が多いともいえない湿地であり、
見物するひともあまり入らない場所なので、整備もされず、
木道の材木が腐ってしまっていたりするのでしょうか。
東屋や展望台を造り、なんでもかんでも公園にしてしまう
中途半端な公園化が招く悲劇でしょうか。
しかたなく、一端道路にでて、フラワーパーク方向に向かい、
小川を渡ったところから延びる道を多田木山に向かいます。
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遊歩道入口
道に入ると、すぐ左にあずまやがあります。
やはり公園を造成したときに建てたのでしょう。
しかし林間の道は、静かでよい雰囲気です。
湿地なので、倒木の横たわる、小さな沼があったり・・
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木道入口
数分で駐車場から続く木道の入口(出口)があります。
やはり通行止め。
左手に道標が山を示しています。
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芝の広場
2、3分で広大な芝が広がる広場です。
思いがけず、拾いものの場所です。
でも訪れるひとは殆どいないでしょうね。
木道は別として、この公園の芝等は、きちんと整備されています。
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登山口
山に続く道は遮断されていますが、道は山腹に延びています。
ちょうどこのあたりは、フラワーパークの裏側になり、
園内を覗き見ることができます。
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山道
山頂へ向かう山道は、思いのほか広く、整備されて、
さらに手すりも備えられています。
でも歩くひとはいないでしょうね。
このあたり萩の花がたくさん咲いていました。
そして、黄蝶が何匹もその上を舞っています。
これも拾いものの風景でした。
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展望台
10分ほど登ると、ヤブに覆われた場所に展望台が建っています。
上ってもきっと何も見えないのだろうと思いましたが、
せっかくなので、ヤブをかき分け、上ってみます。
ところが、思いがけず、南方面の展望が開けていました。
川崎町の工場団地、例幣使街道、眼を右に転じれば、
太田の金山・・・頭上には、秋の青空・・・
展望台の下は、紅い萩の花が一面に咲いています。
萩の海 雲の峰 想い出す顔(かんばせ)の紅(べに)
吸い殻の 残りし展望台 秋陽さす
萩の紅 黄蝶舞い 粧うピエロの顔
展望台から先はヤブの中ですが、薄い踏み跡を探し、
山頂を目指しました。
山頂は、当然ヤブの中でした。
整備したつもりの里山ですが、中途半端。迫間湿地も同様。
ふと思いついたのですが、フラワーパークに含んでもらって、
管理、開放されるとよいのでは・・・大きな公園になりますよ。
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工業団地 例幣使街道 金山
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