湖畔駐車場
椛沢政吉翁顕彰碑の隣り等の湖畔は、
クルマがいっぱいでしたので、山側の空き地に置きます。
椛沢政吉というひとは、
赤城大沼用水を造り、農地の潅漑に貢献しました。
赤城山山麓にある富士見村には大きな河川がないため、長年にわたり干ばつに苦しんでいたのですが、
幕末の名主船津傳次平が構想し、80年後に木村与作、椛沢政吉、須田惇一によって赤城大沼用水を造られました。
赤城大沼から隧道を掘って導水するもので、分水工に円筒分水を採用していました。
その後、昭和43年(1968年)には群馬用水が完成し、干害は激減しました。
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さいたま市立赤城少年自然の家
道路を歩いてゆき、さいたま市立赤城少年自然の家を目指します。
道路脇にオレンジの色が際立つフジグロセンノウや、
黄色のマルバダケブキが咲いていました。
建物の前には、大きな観光バスが2台とまっており、
建物の中から、なにやら説明する、大きな声が聞こえます。
こんなふうに林間学校等で赤城を訪れるひとがいることは嬉しいかぎりです。
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登山口
コースは建物の前に建っている案内板のところです。
しかし、「五輪尾根」とは記されてなく、「深山」を示しています。
不親切だと思いながら、木立の中を進んでゆきます。
途中、丸太の階段が現れます。
その先、草原になると、出張峠を示し、「出張山」を示す道標があります。
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登山道
ここからは、木立の中を歩くこと10分。
鎖が垂れ下がる細い急な暗い道になり、その先に空が見えます。
このトンネルのような道を登れば、出張山山頂です。
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出張山山頂
出張山頂は、西側が木立ですが、
東側の黒檜山、地蔵岳方面が開けている山頂です。
この日は、ここの木陰で昼食です。
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尾根道
薬師岳を目指して木立の中の尾根道を進みます。
真夏でも木陰なので、快適です。
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野坂峠
20ほど歩くと、野坂峠の道標が建っています。
すぐその先に「沼田 20km」の道標。
ここから、20kmを歩いて沼田まで行くひとがいるの?
もう少し考えて作ってほしいもの。
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薬師如来
数分で「薬師如来」の碑銘のある石碑が石積みの上に置かれています。
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薬師岳山頂
トラロープで道を案内する先が薬師岳山頂です。
ここは、木立の中です。
しかし、真夏の山歩きには、ちょうどいい。
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尾根道
さらに快適な尾根歩きは、続きます。
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陣笠山山頂
20分ほどで陣笠山山頂です。
広場になっており、お弁当にちょうどよいでしょうか。
潅木の先にどっしりとした黒檜山が見えます。
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五輪峠
下ること15分ほどで、舗装路に飛び出します。ここが五輪峠。
左 沼田市、右 前橋市の案内が背中合わせに立っています。
ここから、舗装路を右に15分で湖畔の道に出ます。
さらに右に湖畔沿いに歩いて、駐車地に戻ります。
五輪尾根は、最後は湖畔の道路歩きになってしまいますが、
大沼を見ながら歩けるので、あまり苦にはならないと思います。
この日は、道路脇にクルマがたくさん置かれ、テントが張られていたり、不快な気分でしたが・・・
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