黒保根の双体道祖神と二の鳥居
利平茶屋森林公園に向かう途中、
県道62号線沿いの黒保根老人休養センターへ曲がった
赤城神社のそばと道路沿いの左手に双体道祖神と不動明王、
庚申塔があります。
このあたり歩くと面白いかもしれません。
さらに進んだ木立の道沿いに二の鳥居と六根清浄塔が立っています。
大鳥居のような大きなものでなく、木製の小さなものです。
あとで判ったのですが、
一の鳥居は、県道70号へと左折した場所らしい。
今度行った折に確かめましょう。。 |



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利平茶屋森林公園
駐車場には、10人くらいの方が集まっていました。
なにやら自然観察云々。
ここも十数年前に一度来たことがあるのですが、どこをどう登ったか、まったく記憶がない。
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利平茶屋水力発電所
駐車場の先に管理棟があり、その向かい側が林間広場です。
その広場の片隅に茶色の小さな小屋が建っています。
利平茶屋水力発電所です。
小屋の中には、オーストリア製の小さな発電機がありました。
傍を流れる鳥居川の下流のダムから取水し、
水管でここまで移し、発電し、
キャンプ場の電力を賄っているようです。。 |



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登山口
広場の南に鳥居峠への登山口があります。
以前ここを訪れたときには、この先から、登ったような気がします。
登山口は、3ヶ所あるようです。
もうひとつは、ケーブルカーの跡。
このルートが鳥居峠への最短距離らしい。
次回の楽しみとしましょう。
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登山道
木立の道を尾根に向かって登ります。
しばらく登ると、左の木の先に山が見えます。
小地蔵でしょうか。
きょうは、高い山はガスがかかっており、判然としません。
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分岐
40分ほど歩き、もうひとつの登山口からの道と合流します。
道標は「鳥居峠 1.0km、管理棟 0.9km、ふれあいの広場 0.6km」
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ケーブルカー軌道跡
分岐から、木橋を渡り、大きな沢を横切ると、
水音も大きくなってきます。
木々に囲まれた中、コンクリートの階段と
その中央に赤錆びた軌道が右上方に(鳥居峠)向かって
延びています。分岐から15分。
しかし、ここから峠は見えません。
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赤城ご神水
軌道のすぐ下に、赤城ご神水の入口があります。
沢沿いに大きな石の間を縫って下ってゆくと、
赤いトタン屋根の木造の建物があり、その壁の一角から、
美人の水、ご神水、智慧の水の3つの水が流れ出しています。
小屋の屋根には、大きな落石が乗っていました。
そばの岩の下には、ふたつ石祠。
以前は鳥居峠から、10リットルのポリタンクを提げ、
ここまで水を汲みにきました。もうそんな元気はありませんね。。
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ケーブル軌道跡
軌道の横に作られたコンクリートの階段を約800段登ると、
鳥居峠です。
ここは何度も登り降りしたことがありますが、
今回は途中休み休みでした。
ケーブル脇の山腹に紫のヤマトリカブト、
小さな白いダイモンジソウが見られました。
9月中旬ですので、もう花期は終りです。
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鳥居峠
ケーブル軌道跡を登り始めて、20分。
鳥居峠の元ケーブルカー駅に到着です。
駅舎は、いまはサントリービアバーベキューホール。
登ってきたケーブルカー軌道跡、そして南東の展望が開けています。
この日は、ガスがかかっていて、イマイチでした。
その広場には、「名月赤城山」、「赤城の子守唄」の石碑、
「竹久夢二 登山展望の地」と書かれた案内、
そしてテーブル、ベンチ。
以前は、石碑のところに、ご神水が引かれており、
ちょろちょろと流れていたのですが・・・
眼の前にガスに隠れた駒ケ岳。
ビアホールの後ろの小地蔵にもガスがかかりつつあります。
覚満淵は、展望できました。。
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覚満淵
せっかくなので、覚満淵へ降りてみます。
そろそろワレモコウの季節。
ノアザミと交代です。
適期の白いシロヨメナが群生。
アキノキリンソウももう終わり。
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帰路の登山道
帰路は、途中の分岐からふれあいの広場へ下り、
キャンプ場内を通り、駐車場に戻りました。
このルートは、大きな岩のある沢沿いに下るのですが、
公園まで近いように感じました。
以前は、きっとこのルートで登ったのでしょう。
十数年ぶりの利平茶屋から鳥居峠への山歩きでした。
昔の観光客が辿ったコースということもあり、
沢から一気に鳥居峠に到着したときの感激を味わえるコースです。
味わい深い山歩きができます。
ケーブルカーの石段が少々きついですが・・・。
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