鳥居峠
駐車場の眼の前には、
ロッジ風のサントリービアバーベキューホールが建っています。
その建物の左に展望台があり、
桐生市黒保根町方面の展望が得られるのですが、
きょうは少し下界が見えるという程度です。
それよりも谷に向って延びているコンクリート造り石段が異様な風景です。
実は、1967年まで山麓の黒保根町の利平茶屋から、
この峠までケーブルカーで登れたのです。
これは、廃線跡です。
その峠の駅が、先のロッジ風のホールというわけです。
かつては、東武線で終点の赤城駅まで来て、
バスで利平茶屋、ケーブルカーで鳥居峠、というのが、
東からの赤城山へのルートでした。
ということで、駅名が赤城なのも納得ですね。
コンクリートの石段を800段ほど下ってゆくと、
赤城ご神水があります。
木造の建物があり、その壁の一角から、
美人の水、ご神水、智慧の水の3つの水が流れ出しています。
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長七郎山登山口
駐車場の北側の小地蔵岳沿いに登山口があります。
山を巻いて、小沼の近くの分岐点まで歩きます。
林の中の緩やかなのぼりですので、足慣らしにちょうどよい。
右下には、覚満淵が見え隠れしています。
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長七郎山・小沼分岐
林を抜け。木の階段を上り、
しばらくで小沼と長七郎山の分岐点です。
ここまで15分もかかっていないでしょう。
案内板も立っており、小休止。
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長七郎山へ
左の道で長七郎山へ向います。
まっすぐの道は、小沼の畔へ出ます。
林道のような道を登ってゆくと、
左が開け、柵が立てられた場所に出ます。
きょうは、ガスで何も見えませんでした。
ここからは、潅木の間を抜けるように進みます。
トウゴクミツバツツジやヤマツツジもチラホラ。
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長七郎山山頂
20分くらいで山頂です。
遮るもののない瓦礫の山頂で360度の展望です。
これが気持ちいい。
左に荒山、正面に電波塔の立つ地蔵岳が見えます。
天候に恵まれれば
(管理人も何度か訪れているが、こんな日は、今回が初めて)、
みどり市の要害山、手振山、鹿田山、稲荷山・・・
桐生市の吾妻山、経塚山、花柄山、笹久保山・・・
足利市の石尊山、両崖山、大岩山・・・
も指呼の距離に見えます(2013.8/28追加)。New |




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下山
下山口は、北側の瓦礫の中を歩きます。
広々とした道ですが、一応コースがありますので、道標に従って・・・
途中、シロヤシオ、ズミの白い花が咲いていました。
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オトギの森分岐
5分くらいで下り終わり、
オトギの森への分岐点の広場にでます。
左がオトギの森への道なのですが、何度か行ったことがあるのですが、よくわかりませんでした。
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小沼
左の道をとり、小沼の畔に出ます。
右回りでも左回りでも対岸の場所が鳥居峠へ戻る道の入り口です。
左回りで湖畔を通り、湖畔で昼食というのが、
管理人のいつものパターンです。
湖の対岸にいま登ってきた長七郎山が見えますが、
このあたりから眺めた山容は、なだらかな尾根といった形です。
湖畔の駐車場近くは、いつも人で賑わっています。
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鳥居峠へ戻る
小沼の湖畔の道から、小地蔵岳の道を鳥居峠まで戻ります。
レンゲツツジの木が一本見つけました。
大沼へ上ってくる牧場のあたりには、多いのですが・・・
そして眼の前に駒ケ岳、黒檜山。
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覚満淵への入り口
駐車場の西側に覚満淵への降り口があります。
駐車場の左下に見渡せます。
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覚満淵
覚満淵は、周囲1kmほどの高層湿原です。
ちょうど大沼と小沼に挟まれた位置になります。
木道が造られていますので、しばしの散策です。
ノンビリ、ラクチンに歩け、それなりの展望も楽しめる、
よいコースです。
このコースは、管理人が初めて歩いた赤城山でもあります。
そして、ときどき思い出したように歩いているコースです。
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