太平記館駐車場
昭和通り(国道293号)に面した、バスも停まれる広い駐車場です。
しかし、駐車場北の東西の道路に入り口があるため、国道沿いからは入ることができなく、国道を南から来た場合は、右折できません。
ひとつ手前の道路を右折し、駐車場を反時計周りに周回して入り口に向かいます。
ここから、スタートです。太平記館には、トイレや観光案内があり、また足利の土産物が販売されています。
写真は、足利学校のお堀沿いから、太平記館を写しています。
クルマは、こちら側(北側)からは左折して入ることはできますが、向こう側(南側)からは右折できません。
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足利学校のお堀
太平記館の前の歩道橋で国道を渡ると、
足利学校の萱葺き屋根が土塁越しに見えます。
このあたりから、ばん阿寺まで石畳の道が続きます。
お堀に沿って、学校の入り口に向かいます。
お堀には、カルガモが気持ちよさそうに浮かんでいます。
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入徳門
足利学校に入るには、いったん人家の脇を左に折れ、
通りに出たら、右に折れると、入徳門のところに出ます。
入徳門は、寛文8年(1668)の創建です。
石畳の道に植えられた松と小さな門が絶妙のバランスです。
先人たちもこの門をくぐって、勉学にいそしんだのでしょう。
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学校門
門をくぐると、さらに先にもうひとつ門があります。
学校門です。こちらの門も入徳門と同年代の創建です。
足利学校のシンボルともいえる風景です。
左手に孔子像が建っています。
右手の事務所で拝観料(\400)を払って、入場します。
足利学校の創建については、いろいろな説があり、現在不明となっています。
しかし、その歴史は、室町時代から明らかになっています。
とくに16世紀初頭には、生徒数3000人を数え、フランシスコ・ザビエルによって海外にも紹介されています。
開館時間 午前9:00-午後4:30(4月〜9月)
午前9:00-午後4:00(10月〜3月)
休館日 第3月曜日、12/29〜31、1/1〜3
入館料 一般 \400、高校生 \210、中学生以下・障害者無料
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遺跡図書館
学校門を入ると、左手の木立の中に遺跡図書館があります。
学校が廃校になった後、明治36年(1903)に図書館が開設されました。
現在の建物は、大正4年のものです。
筆者が学生のころ、いまの県立図書館がなかったころは、ここに本を仮に行ったり、夏休みは緑陰図書館となっていた、懐かしい場所です。
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杏壇門
正面の門が杏壇門です。
この門も先の門と同年代の創建です。
門の名前は、孔子が弟子に教えた場所に
杏の木が植えられたことに由来します。
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孔子廟
門をくぐると、大きな瓦屋根が見事な孔子廟です。
創建は、門と同年代。
中国明朝の時代の聖廟を模して創られました。
現存する孔子廟としては、日本最古のものだそうです。
孔子廟の中には、孔子像等が祀られています。
毎年11月23日に、「釋奠」(せきてん)がここで行われます。
「釋奠」は、儒学の祖である孔子と弟子をまつる儀式です。
足利学校のほか、湯島聖堂や関谷学校でも行われます。
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字降り松
門を出ると、正面には有名な字降り松(かなふりまつ)があります。
読めない字や判らない言葉を紙に書いて、この松の枝に結んでおくと、翌日には、その読みや意味が書かれていたことから、この名前がつきました。
当然、当時の木ではなく、何代目かのものになります。
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南庭園
東に大きな庭園が見えます。南庭園です。
築山と池の調和が見事です。
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方丈
庭園の前にある大きな茅葺の大きな屋根の建物が方丈です。
ここで講義や行事が行われました。
この右の庫裏から、内部に入ることができます。
書院です。
座敷の内部では、「論語」の書物などが展示されています。
外の北庭園を眺めました。
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石畳の道
足利学校の入徳門まで戻り、右折し、石畳の道を歩き、
ばん阿寺へ向かいます。
>> 足利まちなか歩き ばん阿寺へ続く。 |
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