青少年野外活動センター(駐車場)
桐生市街から、梅田へと桐生川に沿って、北上してゆきます。
梅田湖、そしてトンネルを過ぎると、右手に青少年野外活動センターの案内がでています。それに従って駐車場まで上り、クルマを止め、自転車を用意し、スタートです。
広い駐車場には、桐生市教育委員会のバスが停まっており、センターを中学生が利用しているようでした。
そして、延々と続く、4kmほどでしょうか、山道を上ってゆきます。
とにかく折りたたみ自転車では、つらい道のりでした。
周りの景色を眺めながら、歩きで巡るのがお薦めです。
たぶん3時間くらいで歩けると思います。 |
![青少年野外活動センター](image/umedayusui/110930_0852_001.jpg) |
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![石鴨天満宮](image/umedayusui/110930_1101_037.jpg)
![石仏群](image/umedayusui/110930_1100_034.jpg)
![三十六丁里程標](image/umedayusui/110930_1100_035.jpg)
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石鴨天満宮
道沿いに、ところどころ集落が現れますが、
石鴨が最奥の集落でしょうか。
狭い道の左側に朱い鳥居のある石鴨天満宮です。
短い石段の先に社殿が建っています。
この地を治めていた藤生紀伊の守が守護神として祀ったそうです。昔、大雨で氾濫した桐生川に流され、着いたのが、群馬大学のところにある桐生天満宮です。こちらが本家です。
その麓には石仏。
そして、「是より三十六丁」の里程標。
この北にある根本山までの道のりを示しているのでしょうか。 |
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石鴨の水
ここにひとつめの「石鴨の水」があります。
天満宮の手前の右の東原橋を渡ります。
すぐ「石鴨の水」の道標が立っており、
先の細いやぶ道を河原に下ると、
河原の岩の間から、水が川に向かって注いでいます。
そんなに水量は多くありません。
この水は、コーヒーに使うと絶品とのこと。 |
![「石鴨の水」道標](image/umedayusui/110930_1103_039.jpg)
![やぶ道](image/umedayusui/110930_1104_040.jpg)
![河原](image/umedayusui/110930_1106_041.jpg)
![石鴨の水](image/umedayusui/110930_1106_042.jpg)
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![石鴨道祖神](image/umedayusui/110930_1052_033.jpg) |
石鴨の双体道祖神
天満宮から下ってすぐの山側に天蓋で覆われた
石仏らしきものがあります。
以前「道祖神と出会う 渡良瀬川篇 その1」で紹介した石鴨の道祖神です。 |
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砂防ダム
さらに九十九折りの道を下ってゆくと、
左側の川の中に砂防ダムが見えます。 |
![砂防ダム](image/umedayusui/110930_0937_002.jpg)
![](image/umedayusui/110930_0940_004.jpg) |
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![庚申塔](image/umedayusui/110930_0942_005.jpg)
![石仏](image/umedayusui/110930_0943_006.jpg)
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庚申塔
道の山沿いのところどころに庚申塔や石仏が立っています。
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天狗の力くらべ
津久原の集落が現れると、橋の手前に案内が立っています。
「天狗の力くらべ」と書かれています。
日光男体山、榛名山、妙義山の天狗が根本山に遊びにきて、
根本山頂から大岩を投げ、一番遠くまで投げたものが力もち、
という競争をしました。
結果、この地の桐生川に3人の岩がなかよく落ちたという、
云い伝えが記されていました。 |
![天狗の力くらべ](image/umedayusui/110930_0946_007.jpg)
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![桐生川](image/umedayusui/110930_0946_009.jpg)
![清風園](image/umedayusui/110930_0947_010.jpg)
![秋海棠](image/umedayusui/110930_0948_012.jpg)
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清風園
さらに下ると、観光旅館「清風園」が建っています。
こんな山奥に、といった風情です。
その山麓に、
たくさんの秋海棠がピンク色の花を咲かせていました。 |
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蛇留渕
道も、少しは広くなってきました。
また案内板が立っています。「蛇留渕と三境坊」。
三境山に住み里山に下りて田畑を荒らしていた白大蛇を、
三境坊が川に封じ込めたという云い伝えが記されています。
それで川の大岩のある辺りを蛇留渕というそうです。 |
![蛇留渕](image/umedayusui/110930_0951_014.jpg)
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![梅田ふるさとセンター](image/umedayusui/110930_0956_017.jpg)
![馬頭観音](image/umedayusui/110930_0956_018.jpg)
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梅田ふるさとセンター
道も広くなり、爽快に自転車で下ってゆくと、
左手に梅田ふるさとセンターがあり、
トイレもあり、農産物も直売されています。
ここまで来ると、スタート地点の青少年野外活動センターはすぐそこ。
センターの隣には、馬頭観音が建っていました。
昔の人々の信仰があちらこちらに残っている土地です。 |
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厳島神社
道路の右手の河原の大岩の上に、
朱い鳥居と小さな社が建っています。
下りて確認すると、厳島神社でした。
いまの位置関係では、河原の中ですが、
昔は街道の脇の川沿いだったわけです。
その先には、庚申塔や石仏も並んでいました。 |
![厳島神社](image/umedayusui/110930_0959_021.jpg)
![石仏群](image/umedayusui/110930_1000_022.jpg)
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![青少年野外活動センター入り口](image/umedayusui/110930_1014_029.jpg)
![親水公園](image/umedayusui/110930_1017_030.jpg)
![閉籠里の水](image/umedayusui/110930_1018_031.jpg)
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閉籠里の水
そして、スタート地点の青少年野外活動センターに戻りました。
入り口に親水公園があり、
ベンチのある広場の奥から、河原へ下りると、
「閉籠里(とずろうり)の水」が川にそそいでいます。
「石鴨の水」より水量は多く、これがふたつめの湧水です。 |
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大州の水
センターの南のトンネルを抜け、左の橋を渡り、
しばらく行くと、「大州(おおしゅう)の水」です。
こちらは「朴の木山」でも紹介しています。
ここは、水量も多く、ポリタンクで水を汲むことも可能です。
茶会の席用に汲まれる水とのことですので、緑茶に合うのでしょう。これが3つめの湧水です。
ここまでくると、川幅も広い。 |
![トンネル](image/umedayusui/110930_1014_028.jpg)
![橋を渡る](image/umedayusui/110930_1004_024.jpg)
![大州の水](image/umedayusui/110930_1008_027.jpg)
![桐生川](image/umedayusui/110930_1005_025.jpg)
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![梅田湖](image/umedayusui/110930_1137_044.jpg) |
梅田湖
次は、距離が離れるので、車で訪ねています。
梅田湖まで戻り、左折し梅田大橋を渡り、田沼方面に向かいます。 |
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皆沢の水
走り始めて、最初の集落が皆沢ですが、その手前に「皆沢(かいざわ)の水」が山麓から湧き出ています。
こちらも水量は多い。ここは味に癖があり、好き嫌いが分かれるとのことです。
帰りに梅田の帯麺で有名な「梅田飯店」で帯らーめん(\630)を食べてみました。量は多いのですが、しょっぱさが後に残りました。
足利の「足利麺」の幅広麺のほうが、安くて、味も好みです。
梅田の4つの湧水を訪ねてみました。
のんびり散歩、というレベルでは、ありませんが、水を持ち帰り、飲み比べてみるのもよいでしょうか。 |
![皆沢の水](image/umedayusui/110930_1141_045.jpg) |
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