樺崎八幡宮
道路の先の山の後ろに鳩の峰が見えます。
ちょうど秋彼岸、曼珠沙華が咲いていますが、
そろそろ終わりでしょうか。もちろんコスモスも・・・
世界遺産登録を目指す樺崎八幡宮については、
「足利氏 祈りのみち その2」で詳しく紹介しています。
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人家の脇を
樺崎八幡宮の前の道路を渡ると、道が東側の山に向かって延びています。
その道を、登山口まで、人家の脇を通ってゆきます。
樺崎八幡宮から300mも歩くと、
道は山沿いの道と舗装路に分かれます。ここは、右の舗装路を。
さらにすぐのところを左折。
200mも歩くと、山に向かって登る山道が見えます。
これは、地図に載っている鳩の峰への登山路です。
ここで地元の人に聞いたところ、その道は急坂で倒木もあり、たいへんとのこと。違う登山路を教えてもらいました。
山道の入り口の人家の手前を左折し、
つきあたった塀の先の竹林をゆきます。
雷電山経由で尾根道で鳩の峰に登れるそうです。
感謝です。
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雷電山
竹林を過ぎ、木立の中をまっすぐの道がついています。
20分ほどの登りで雷電山山頂です。石祠が祀られています。
地元の人が頻繁に登っているようすです。
左手の木に山名板がくくりつけられていました。
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尾根道へ
石祠の後ろに道があります。ここを辿ります。
15分ほどで塩坂峠から鳩の峰への道に飛び出します。
道標も立っています。左 塩坂峠、右 鳩の峰
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鳩の峰
分岐から、5分も登ると、大きな石碑の後ろ姿が見えます。
もう鳩の峰山頂です。
以前は、ここには崩れかかった社殿が建っていました。
初めて管理人が訪れたときは、そうでした。
当時は、こんな山の中に、それなりに立派な社殿を建てたこと、
崩壊しかった社が残っていることに驚きました。
きっと管理できなくなってしまったのでしょうね。
聞くと、以前は、人間大くらいの大きな天狗の面が
あったそうです。社殿が壊れかかるのと同時になくなって
しまったとのこと。どうやって運んだのか、謎なのだそうです。
社殿の南側には、きちんとしたコンクリートの石段も
あります。往時は参拝する人も多かったのでしょう。
いまは、社跡の石の土台、小さな社と廃屋の木材が残るのみです。
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塩の井戸
帰路は塩坂峠経由で樺崎八幡宮へ戻ります。
さきほどの分岐点まで戻り、塩坂峠方向へ向います。
鳩の峰から、15分くらいで峠に到着です。
山道から、峠道に飛び出します。峠道は、左右に延びています。
いかにも古人が通行した峠といった趣です。
右に行くと、佐野の赤見地区に下ります。
ちなみに、ここは「関東ふれあいの道 マンサクの咲く道」です。
峠に行く前に、右に折れて、「塩の井戸」を見に行きましょう。
ほんの数分で見られます。
「塩の井戸」は、弘法大師がこの峠にさしかかったとき、井戸を見つけ、その井戸水を飲むと、たいへん塩辛かったので、井戸の名前を「塩の井戸」と、そして峠を「塩坂峠」と名づけたそうです。
弘法大師は、全国あちらこちらに現れますね。
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塩坂峠
「塩の井戸」を後にし、峠に向かいます。
木立に囲まれていますが明るい峠です。
峠には、道標が立ち、ベンチ2基が設置されています。
帰路は、「樺崎八幡宮 2.5km」の道標の案内に従い、
つづれ折の坂を下り、樺崎・田沼線の道路を通って戻ります。
せっかくですので、先に延びている寺久保山への道を
少し登ってみましょう。
峠から綺麗な山道が寺久保山方向に延びています。
5分も登ると、足利の山々の展望が得られます。
織姫山、両崖山、大岩山、行道山等の馴染みの山の展望があります。
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足利の山々の展望
正面が足利市街。右に連なる山は織姫ハイキングコースの織姫山、両崖山、大岩山、行道山。左には、大坊山、大小山。
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