湯殿山 - わたらせからの風 足利近辺の山々
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湯殿山 地図へ

 湯殿山

 マップ 湯殿山
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湯殿山は、足利の西、葉鹿地区の北の彦谷にあり、行道山の西側、深高山の南側に位置する、静かな山歩きの楽しめる山です。標高398.7m。

湯殿山というと、山形の出羽三山が有名ですが、江戸末期に北関東でも出羽三山神社の信仰が高まり、地元に祀ったのが、ここの湯殿山神社です。 当然、三山の他の羽黒山、月山もあります。

今回は、足利の西、県道桐生岩船線の葉鹿郵便局の西側交差点を北に向かい、彦谷地区に入ります。しばらく行くと、右手に彦谷の自治会館があります。周回コースをとる場合は、ここにクルマをおかせていただき、西登山口、もしくは東登山口から入山します。

東尾根コース
彦谷の神楽から林道を進み、途中から右に分岐する道を登り、尾根へ達するコースです。

周回コース】 2012. 12/1追加
彦谷自治会館にクルマを置き、西登山口から湯殿山、東登山口へ周回します。

粟谷コース】 2016.9/1 追加 NEW
湯殿山東の粟谷の登山口から尾根上の粟谷分岐へ達するコースです。

林道コース】 2016.9/1 追加 NEW
東尾根コースの途中から左に分岐する道を登り、尾根上の粟谷分岐へ達するコースです。



【東尾根コース】
今回は、湯殿山へ直登しますので、まっすぐ最奥の駐車地「彦谷の神楽」を目指します。
次第に道も細くなり、大阪林道となり、すれ違いも難しい道となりますが、ほとんどクルマは通りませんので、まあ安心です。
左側に見える湯殿山神社の石柱を通り過ぎると、しばらくで駐車地「彦谷の神楽」へ到着です。数台の駐車スペースとトイレがあります。

彦谷の神楽

駐車地の前に案内板がたっています。
それによると、「彦谷の神楽」は、明治28年に始められ、農作業の合間などに熱心に練習し、近在の神社で神楽を奉納したとのことです。
いまは、どうなのでしょうか。

彦谷の神楽
林道

分岐

登山口〜分岐

案内板の上の丘に、山頂の湯殿山神社の分社があり、
そこにも登山口があります(ハイキングコースの標識あり)。
しかし、今回は、眼の前に延びている林道を登ってゆきます。

林道を少し歩くと、
直進「粟谷分岐」、右「東尾根」の標識があります。
ここは、直進します。
「粟谷分岐」は、尾根に出て、山の反対側の粟谷地区へ下る分岐に向かうという意味です。
もっとも右を行っても、尾根に出て、そこを辿れば合流します。

尾根分岐〜鉄塔〜岩場

林道、そして山道を20分も登ると、
尾根に達し、分岐点です。
左「湯殿山」、右「東登山口」の標識があります。
周回コースは、この右手へ歩いてきます。



尾根に出て10分ほどで、大きな鉄塔が見えてきます。
ひとりで山を歩いていると、人の気配を感じる鉄塔があるとホッとします。
また、その下は、いつも休憩適地です。
木立の合間から、足利ハイキングコース(行道山、大岩山)の稜線が見えます。

鉄塔を過ぎたあたりから、岩場の連続です。
危険なコースでは、ありませんが、気をつけて登りましょう。
振り返ると、鉄塔と送電線が見えます。

そして、11月末に登った日は、紅葉真っ盛りの山々が綺麗です。
コナラやミズナラが多いため、紅葉というよりも、黄葉が適切かもしれません。

尾根分岐

鉄塔

行道山
羽黒山

羽黒山

まず、最初の出羽三山、羽黒山です。石祠があります。

粟谷湯殿山

次が番外の粟谷湯殿山です。
これは、山の反対側の地区 粟谷地区の人が祀った湯殿山です。
従って、登山者が見るのは、出羽四山となっています。

粟谷湯殿山
月山

月山

そして、月山。
みな、岩の上に石祠が鎮座しています。

湯殿山

最後に湯殿山神社があり、山頂となります。
かわいい石の鳥居ですが、昔の人は、これらの石を背負って登り祀ったわけですので、そこには深い信仰心が窺えます。
境内にも石積みがあったりしますので、大変な作業だったと感心します。

湯殿山
麓の湯殿山神社

石祠

下り

下りは、山頂から、彦谷の神楽の駐車地へまっすぐ下ります。
神社から下る道が境内の南側を巻くようにあります。
岩場も含めて、どんどん下ってゆきます。
30分ほどで麓の湯殿山神社に到着です。

また、神社前の広場にポツンと石祠がありました。
どうして、このような配置になったのかは、わかりませんが・・・

ちょうど訪れた時期は、里山の紅葉も最盛期であり、冬の訪れを感じました。

   
【粟谷コース】地図へ 2016.9/1 追加 NEW

湯殿山の東、粟谷の西根林道の登山口から、粟谷分岐まで登ります。
クルマは登山口の先の右側に空き地があります。
粟谷登山口

山側の小さな沢に橋がかかっており、そこが登山口。

西根林道

粟谷登山口

   
杉木立の山道 杉木立の山道

杉木立の暗い山道です。
   
樹脂の階段

しばらく、5分ほどで樹脂製の階段が尾根まで導いてくれるのですが、 道が荒れていて、その階段に躓かないように・・・
樹脂の階段
   

カタクリ

カタクリ

カタクリ

左側が開けてくると、そこはカタクリの咲く場所です。






時期があえば、足元にカタクリが咲いています。
   
粟谷分岐

ほどなく、尾根の粟谷分岐に達します。
登山口から、15分くらい。














湯殿山へは、右へ進みます。

粟谷分岐

道標

湯殿山への道

 
【林道コース】地図 2016.9/1追加 NEW

足利の西、県道桐生岩船線の葉鹿郵便局の西側交差点を北に向かい、
彦谷地区に入り、彦谷の神楽まで行き、その右の林道を進み、粟谷分岐から山頂を目指します。

彦谷の神楽

ひさしぶりにここまで走ってきました。
こんなに狭い道だったかと思いながら・・・

彦谷の神楽前のコンクリートの階段に3人の老人が日向ぼこ。
しばし話をしてスタート。

一般的には、彦谷の神楽の左、
山裾にハイキングコースの道標があるので、
そちらへ行くのでしょうが、
今回も、走ってきた道に続く、林道を進みます。

神楽右の駐車地の横を沢が流れており、
沢水がひかれている傍にサワガニを見つけました。

彦谷の神楽

沢水

サワガニ

 

    林道分岐

    林道

    樹脂製階段

林道分岐

歩き始めるとすぐ、林道は二股に分かれます。
左が「粟谷分岐」、右が「東尾根」を示す道標が立っています。

今回は、左へ。



道は、少々荒れていますが、そんなに問題なし。









途中から、樹脂の階段がつけられています。


 
粟谷分岐

歩き始めてから、15分ほどで尾根道である粟谷分岐へ達します。






粟谷へ下る道は、尾根を少々右へ戻ったところになります。









粟谷分岐から、少し下ってカタクリの花を見にゆきます。
山道のそばに数輪咲いていました。

粟谷分岐

樹脂製階段

カタクリ

 
    送電鉄塔

    ツツジ

送電鉄塔

元の道へ戻り、湯殿山を目指します。
5分ほどで送電鉄塔の下へ出ます。
湯殿山は、傍を送電線が走っているので、
鉄塔が山を横切っています。



気の早いツツジが咲いています。
 
巻き道

大きな岩が眼の前を塞ぎます。
直登もできますが、右についている巻き道を選びました。




結構大周りして尾根道に戻る感じです。

巻き道へ

 

    尾根へ戻る

    送電鉄塔

石祠

尾根に戻ると、石祠と三角点。
西から周回コースを歩くと、岩場を下って、一息つく場所です。





通過してきた送電鉄塔も下に見えます。
 
羽黒山、粟谷湯殿山、月山

まず現れるのが、羽黒山、そして粟谷湯殿山、月山。
尾根筋の岩場の上に小さな石祠が置かれています。

出羽三山では、月山、羽黒山、湯殿山が、
それぞれ過去、現在、未来を表しているそうです。
従って、月山が前世の阿弥陀浄土、羽黒山が現世の観音浄土、
湯殿山が来世の寂光浄土。

羽黒山

粟谷湯殿山

 

    湯殿山山頂

    湯殿山石鳥居、石祠

    織姫山、行道山展望

湯殿山山頂

岩場を登りきると、山頂の園地となり、湯殿山山頂です。
林道入口から、50分。
このコースは、尾根に達する時間的に最短ルートでしょうか?
表参道のほうが早いか・・・



小さな石鳥居と石祠。ベンチ等が据え付けられています。









南東に東の支尾根、
その先に織姫山から行道山の尾根が見渡せます。
 
表参道コースへの下り

下りは、今回も山頂から直接下る表参道コースをとりました。
下り
 

    下り

    沢筋の下り

尾根の下り

明るい尾根道を一気に下ります。






最後は、沢筋の道となります。

下山口

彦谷の神楽の左側のハイキングコースの道標のところへ下山します。
山頂を後にしてから、20分。
下った先の広い草地にポツリと石祠があります。



よく見ると、石祠の前に石鳥居があります。
額には、高松神社の名前が。
石祠は、高松神社ということになります。







石鳥居の傍らに、ツツジとハナモモが咲いていました。

    下山口

    高松神社石鳥居

    ツツジとハナモモ、石祠

 
【周回コース】 2012.12/1追加
彦谷自治会館

道を走ってゆき、右手にネットが現れます。
ゲートボール場でしょうか。そこが彦谷自治会館です。
入り口には、湯殿山ハイキングコースの案内板が立ちます。
事前に知識を入れておきましょう。
また彦谷自治会館の裏手にトイレはあります。
彦谷自治会館
 

西登山口

湯殿山

西登山口

彦谷自治会館の入口に右折してきた道路の反対側の
鉄のフェンスに西登山口の標識が掲げられています。

道は緩やかに登ってゆきます。経持坂と呼ばれます。



途中、これから登る湯殿山が北方向に眺められます。
送電鉄塔の左から、
361m峰、つつじの峰、湯殿山。
3つの鉄塔を辿って登ってゆくことになります。

 
経持坂

坂の上には、電話の中継局が建ちます。
ここまで5分。右の杉林のある方向へ向かいます。







杉林も南側のみですので、道は明るい。
このコースは総じて明るい道です。

経持坂の中継局

登りへ

 
鉄塔1 鉄塔1

尾根道を5分ほど歩くと、最初の鉄塔の下に着きます。
 
鉄塔2

さらに15分で右の少し離れた位置に次の鉄塔が現れます。
鉄塔2
 

階段

鉄塔3

八王子丘陵

鉄塔3

土留めの階段を10分登り、
道標のすぐ上が3番目の鉄塔の下です。
ここで休憩がよいでしょう。
彦谷自治会館から40分弱。













南の八王子丘陵の茶臼山から東の尾根が展望できます。
 
 
岩場の登り

鉄塔からは、361m峰に向かい、岩尾根を登ってゆきます。
岩場
 

361m峰

登ってきた尾根

361m峰

30分くらいで、361m峰に到着。
南に、歩いてきた尾根が眺められ、ちょっと達成感を感じます。
 
つつじの峰

緩やかな尾根を辿ります。






つつじの峰の案内が建っています。
このあたりから、北の深高山へ繋がっているようですが・・・


同行二人

つつじの峰

 

湯殿山

テーブルとベンチ

湯殿山

つつじの峰の案内から数分で、
小さな石鳥居のある湯殿山神社です。
ここが山頂となります。




祠の右側にテーブルとベンチが新設されていました。
しかし、この日は風が強く、
そこを利用して昼食とはいきませんでした。
祠に風を遮られるように石積みの南側で昼食です。
 
月山

鉄岩場を下ってすぐの岩の上に石祠。月山です。
よく山にある人抱えほどの祠が岩の上に乗っています。
これから同じような石祠が続きます。
月山
 
粟谷湯殿山 粟谷湯殿山

さらに下ること5分くらい。
粟谷湯殿山です。
これは、山の東側の地区 粟谷地区の人が祀った湯殿山です。
従って、登山者は、4つの石祠を辿ります。
 
羽黒山

その下には羽黒山。


足利北部の山々が一望です。
石尊山深高山行道山大岩山・・・
羽黒山
 
湯殿山からの展望
   石尊山         深高山            行道山   大岩山  
 

石祠

四等三角点

下山ルート

石祠と四等三角点

そして南側が大きく開いた広場になり、
石祠と四等三角点(350.9m)。















ここで岩場も終わり、南側にこれから下るルートが見渡せます。
眼下の鉄塔を目指して下ってゆきます。
 
鉄塔4

15分くらい下ってゆくと鉄塔に着きます。
鉄塔4
 

下山

粟谷分岐

粟谷分岐

粟谷・表登山口の分岐まで15分。






以前紹介した直登コースは、
ここに出てきて、
いま下ってきた岩場を逆に登ってゆくことになります。
反対側は、粟谷へ下ります。今回は、まっすぐ。
 
表登山口分岐

さらに25分でもうひとつの表登山口への分岐。
落ち葉を踏みながら、さらに下ってゆきます。
表登山口分岐
天池 天池

右側に湿地となった池、天池が現れると、下山口までもう少し。
 
下山口まで

天池からは、明るい丘を歩いて下ってゆく感じです。
彦谷自治会館も指呼の距離に見えます。






振り返ると、
冬の大きな青空の景色が気持ちよく拡がっていました。


下り

明るい道、青い空

 

下山口

湯殿山

下山口(東登山口)

天池から30分ほどで下山口に到着です。
ここからも湯殿山が展望できます。
彦谷自治会館は、数分もかからないところ。


このコースは、これから歩くルートや歩いてきたルートが展望できる明るい尾根道のコースです。
気持ちよい山歩きができると思います。
しかし、歩くひとは多い様子でもないのですが、
道も整備されており、刈り払いされて展望もあり、静かな歩きができますので、もっと多くのひとに歩いてもらえるとよいと思います。
周回コースは、案内板では、3時間30分の所要時間です。
しかし、緩やかな尾根歩きもありますので、その半分の時間を登り続けるわけでもありません。
 
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