田沼町総合運動場
ここは、テニスコートや野球場があり、
今朝も地元の人たちがたくさんいました。
広い駐車場にクルマを停め、準備をします。
駐車場のすぐ下の愛宕神社にお参りし、スタートします。 |


|
|
|


|
田沼庁舎
道を南下し、新しい広い道路を右折し、
まっすぐで田沼庁舎です。10分くらいでしょうか。
庁舎前の道を左折し。さらに電器店で右折すると、
県道66号 桐生飛駒線です。
さあ、ここからまっすぐ飛駒へ向かいます。
といっても今回は、その手前まですが・・・ |
|
|
岩崎バイパス、三床山
このあたりは、新しく造成された地域で、
作原へ向かう岩崎バイパスが2013年末に完成し、
北へ向かっています。
その道路の左には、三床山が見えます。 |


|
|
|



|
羽室橋
旗川を羽室橋で渡ります。川の水が全くなく、水無川です。
民家もなく、田園風景が拡がる道路の傍に
高さ2mくらいの朱の鳥居、その後ろには小さな石祠。
寒々とした風景の中、朱色が際立っています。
その先の民家のトタン塀のそばに
青面金剛像を始めとした石仏が10基ほど。
これから飛駒に向かい、
きっと庚申塔等、多く現れてくることを予感。 |
|
|
浅間神社、庚申塔群
道路左のコンクリートで一段高くなった場所に
朱の鳥居と一般的な形状の祠。
浅間神社でした。
鳥居の前に高さ1mほどの大きな自然石の道祖神。
さらに数分の右手民家の脇に、
またまた1.5mほどの大きな自然石の庚申塔。 |



|
|
|
 |
戸奈良庚申山
戸奈良地区に入り、民家もちらほら。
右手の戸奈良小学校の背後に戸奈良庚申山が見えます。 |
|
|
鹿島神社入口
民家が増えてきて、
道路左手に「稲荷明神のイヌガヤ」と
「三床山」の案内が立っています。
その隣にも高さ1mほどの庚申塔。
自然石の庚申塔のオンパレードです。 |


|
|
|


|
鹿島神社
三床山登山口へ向かう狭い道の入口には、大きな石灯篭。
鹿島神社のものです。
道路から、境内の朱い灯篭群も見えます。
本殿の横には、正月4日のこの日、お焚きあげの札がありました。その脇の縁台でしばし休憩です。 |
|
|
庚申塔、道祖神、馬頭観音
鹿島神社を出発し、山形地区の山裾へ向かう途中、
民家のブロック塀の一部が鉄格子になっており、
その中に自然石の高さ50cmほどの庚申塔がありました。
実は、文字が判読できなかったのですが、きっと庚申塔。
山が右に寄り添ってきたところ、
紙垂の下がった小さな祠と石碑がある場所に
「石造道祖神立像」の案内の標柱が立っています。
説明板を読むと、明和5年建立の双体道祖神らしい。
しかし、その場所にも、近くにも見当たらない。
標柱の下に崩れた石の欠片が転がっています。
・・・ということは、何者かによって壊された!?。
残念なことです。
山裾に沿って進むと、
竹やぶを背にし、自然石の馬頭観音。
昔は山形の地も峠になっていたのかもしれません。
さらに山裾の墓地の前の六地蔵。
その並びの手前に馬頭観音。こちらは、石碑の体をなしています。 |




|
|
|

|
トレーラーバス?
山形の交差点が近づくと、
左に民家の庭先に銀色に輝くバスのようなものが・・・
TEXASのナンバープレートがついています。
クルマにひかれて使われたバスでしょうか。
朝陽に輝く銀色の車体が鮮やかです。 |
|
|
ソーラーパネル
右手の山腹に幅50mくらいに渡って
ソーラーパネルが設置されています。
佐野市山形太陽光発電所と書かれています。 |
 |
|
|


|
山形交差点
左にカーブし、山形の交差点です。
突きあたりが山形小学校。
ここで県道175号線が左から合流します。
どちらかというと、こちらが合流する感じですが・・・
さあ、ここからは、まっすぐ飛駒へ向かいます。 |
|
|
川西橋
山形交差点から、15分ほど歩くと、
梅園へ向かう道を分け、梅園川を渡る川西橋です。
ここも水無川でした。
梅園には、仲間由紀恵、阿部寛の
映画「劇場版TRICK 霊能者バトルロイヤル」で
使われた八剣神社、西光寺があります。
寄り道するには、距離がありますが・・・ |

|
|
|
 |
羽黒神社鳥居
川西橋から5分。
右に石鳥居と朱の鳥居が並んでいる。
額を見ると、羽黒神社と書かれています。
その参道は、はるか先の山裾に向かっています。
辿ってみたいのもやまやまでしたが、
いささか距離があり、諦めてしまいました。 |
|
|
春高橋
さて、次は閑馬川にかかる春高橋を渡ります。
このあたりは、民家が立ち並ぶ新合地区です。
渡った橋のそばに石像が立っています。比較的新しいもの。
渡辺美智雄揮毫で「刀聖鉄火入道 栗原彦三郎昭秀像」と
記されています。
栗原彦三郎は、閑馬出身、元衆議院議員の刀工。
渡辺美智雄は、大田原市出身、副総理、蔵相、外相など歴任。
いまのみんなの党の渡辺喜美の父。
閑馬への道は右に分かれるのですが、
そこに示現神社の石柱が立っています。
示現神社までは、なかなか距離がありますね。
後ろに見えるのは、閑馬庚申山。
さらに進んで行きます。
かなたに山並みを見、
足元に枯野が拡がる寒々しい真冬の風景です。
きょうは風がないだけ、ラッキーです。
以前の冬のウォークで、尾島を歩いたとき、
渡良瀬川を歩いたとき等、
向かい風で難儀したこともありました。 |




|
|
|
 |
庚申塔・青面金剛像
コンクリートの駐車場の道路に面した位置に、
庚申塔、青面金剛像、新しい地蔵菩薩が並んでいました。 |
|
|
正光寺へ左折
新合から、20分。
次の目的地である正光寺の案内がでています。左折です。
道端に道標があります。
道標には、
「左 大阪を経て名草北郷足利、
右 飛駒道 田沼佐野方面」
現在の須花峠でなく、その手前で山越えして、
足利へ出たのでしょう。
その左隣に庚申塔が並んでいます。 |



|
|
|


|
七千庚申
正光寺へ向かい右折する角に「七千庚申塔」。
これは、7千基の庚申塔をまとめて建立したという意味で、
その数は云った者勝ちみたいなところがあり、
「百庚申」とか、「千庚申」とかあるのですが、
なんと、ここは、「七千庚申」。なんでも来いですね。 |
|
|
正光寺
右折し、
人もクルマも通らない冬枯れの田畑の道を8分ほど歩くと、
正光寺の参道です。2本の石柱が立っています。
緩やかに登る参道を歩いてゆくと、
生垣の中に2層の変わった形の日限地蔵堂。
上層の屋根には、しゃちほこがついています。
左に回り込むと、宝篋印塔。
そして、光明真言供養塔。
塔の中央あたりがくり抜かれて、
小さな石造の大日如来が収められています。
その横が本堂。
境内右手にある墓地の中を進みます。
墓地の後ろに盛り土があり、
小さな石祠が乗っており、天満宮の説明板がありました。
さらに墓地を回り込むと、
背後の山(正光寺城)に向かう斜面に、
佐野の唐沢城主だった佐野宗綱と家来の古い墓が並びます。
傍に立つ新しい石柱には、
「天正11年1月1日 数葉那坂合戦・・・」と記されています。
足利城主 長尾顕長を攻略しようとしたこの戦いで
彼は討死しました。
また須花峠にある鎧地蔵尊跡は、
彼をを弔うため建立されたものです。 |







|
|
|
 |
庚申塔
正光寺を出て、田んぼの中の道を北上します。
途中の辻に庚申塔が立っている場所を右折。
その角の家から、大音量の演歌のカラオケ。
確かに人もクルマもほとんど通らないので、
苦情もでないでしょうね。 |
|
|
彦馬浅間山
田んぼの中の道の左手に彦馬浅間山が見えてきました。
10分ほどで足利から飛駒への道、
須花坂憩い館のところに出ました。
憩い館の入口の山裾が彦馬浅間山への登山口ですが、
石造板碑型庚申塔があります。
いままで見てきた庚申塔は、
自然石に庚申塔も文字を彫り込んだものがほとんどでしたが、
これは一般的な石碑の形状で、
寛文5年建立で雌雄の鶏、三猿が彫刻されています。
珍しいですね。
旧田沼町にある庚申塔は3500基で、
その中で最も古いものと云われます。
昼食をとり損ねていたので、休業中の憩い館の軒下で。
この日は、正月4日の土曜日なのですが、休業でした。
建物内の電話がひっきりなしに鳴っていました。
営業問合せの電話だったのでしょうか。 |



|
|
|



|
道標
宝来橋を渡り、
県道66号の辻に普門品供養塔と石灯篭が並んでいます。
普門品とは、妙法蓮華経第二十五章の観世音菩薩普門品のことで、
別称を観音経です。
この石碑は、観音経を信奉する念仏講中によって
建てられたものとなります 。
さらに足利への分岐に道標があります。
「右 足利方面、左 田沼方面」
道路標識も、
「← 桐生 25km 飛駒 5km、→ 田沼 10km」
ここから飛駒の核心へ向かいます。
が、本日は、ここまで。
辻の路肩にデポした自転車をピックアップし、
戻りながら、大松寺へ寄ります。 |
|
|
大松寺
大松寺は、下飛駒小学校の裏手にある寺です。
自転車なのでスイスイです。
竹やぶに沿った参道があり、
廃屋の奥に本堂、十王堂が建っていました。
ここから、スタート地点の総合運動場に戻るのですが、
自転車なので、楽チンかと思いきや、
なかなかどうして疲れました。
クルマで最初に通り、続いて歩いて通り、最後に自転車で通り、
と本日3回、この道を通ったことになります。
それはさておき、田沼から、須花までの道、
やはり庚申塔が多く興趣に富んでいます。
次回、須花から、飛駒へ入り、根古屋を目指します。
楽しみですね。
>> 飛駒を歩く2 須花坂〜根古屋森林公園 へ続く。 |



|
|
|
ホーム > 近隣 > 飛駒を歩く1 総合運動場〜須花坂 |
|
|