太田市大原町下西の道祖神
藪塚駅の西の交差点で左折し、藪塚本町中学校を右にみて、
その先の交差点を北上した左側に大原寺があります。
道路から参道が寺の本堂まで続いており、
参道の両側に石仏が並んでいます。
その右の奥に双体道祖神(建立不明)が立っています。
男神は盃、女神は徳利を持っていますが、
石の真ん中に割れ目が入っており、補修したのか、白いセメントが包帯のようになっています。
ちょっと痛々しい感じです。
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太田市新田木崎町の道祖神
大原寺の前の道路を南下し、
新田嘉弥町の交差点を左折し、
さらにその先を南下し、
JAの近くの個人宅にある双体道祖神を目指します。
新しい住宅街の地区に入り、大きな門構えのお宅の門前に「双体道祖神」の石柱が立っています。
塀の中の築山に比較的小さな双体道祖神(文政5年建立)が見えます。男神は正装、女神は御高祖頭巾、ふたりとも酒器を持っています。
そばに白い案内板も立っているのが見えますが、門扉が閉まっており、遠くから眺めるだけです。
比較的保存状態もよく、もう少し近くで見てみたいと思う出来でした。
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太田市宝泉町の道祖神
新田町のジョイフル本田のある県道2号線に出て、反町薬師の前を南下し、国道354号まで出ます。
このあたりは、「新田氏 挙兵のみち」でも歩いています。
そこから、太田方面に向かい、
下田島交差点近くにある日吉神社を目指します。
手元にある資料では、交差点の北側に神社があると記されているので、農道の路肩にクルマを止め、神社を探しますが、見つかりません。そばにいた地元の方に尋ねると、交差点の南側なのだそうです。歩いてゆきます。今回唯一の歩きです。といっても数分。
道路から、西に入る路地の先に日吉神社はありました。
神社本殿の左後ろの富士浅間大神の石碑がある築山の下に
小さな双体道祖神(建立不明)があります。
破損が激しく男神と女神がいることくらいしか、わからない状態でした。
築山には、「登山大願成就」と書かれた石碑もあり、
富士講がこの地域でも行われていたことがわかります。
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大泉町古氷の道祖神
国道354号を大泉町に向かいます。
古氷の交差点を北に入ると、古氷公民館があり、その敷地内に長良神社があります。
社殿の左手に文字道祖神(明治34年建立)があります。
家込みのないところにあり、神社の上には大きな青空が拡がって見えます。
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館林市下早川田町の道祖神
国道354号をさらに東に進み、館林市街を北に抜け、
渡良瀬大橋手前の足次北の交差点のひとつ先の交差点を左折し、
土手に近づくと、月ヶ島牧場の先に神明宮があります。
渡良瀬川の土手は、すぐ目の前です。
境内の右側に文字道祖神(享保18年建立)があります。
並んでいる石碑は、みんな左右に傾いています。
渡良瀬川の土手に立ってみました。かつて渡良瀬川踏破で歩いた場所です。その折は、この神社を見過ごしていたようです。
北には、大小山を手前に足利の山々、右に眼を移せば唐沢山、大平山、かなたに赤城山、袈裟丸山が見えました。
そして、頭上いっぱいの青空が拡がります。
青くあおく 突き抜ける空 一点の曇りなし
青くあおく 秋空風なし 曇りなし
前回と今回で渡良瀬川流域に沿って、道祖神を訪ねてみました。
過去に長野の安曇野、群馬の榛名山麓、中之条、栃木の粟野の道祖神は、訪ねて歩いたことがあります。
今回、ひさしぶりの、そして何十年ぶりの道祖神探訪でした。
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